目次

連続する「時間」と「空間」からの日本史
グローバル・ヒストリーのなかの近世日本
琉球王府の外交官と異国船
十八世紀末の儒学受容と世界認識
知の歴史学と近代世界の誕生
物産開発を支えた技術理念
「邦楽」と「洋楽」
地域名称「満洲」の起源
沖縄の南北格差
九州の遊郭拡大を支えたもの
馬鈴薯の十九世紀
下野国思川水系・流域の生業世界
近代沖縄における網と豚の資本主義
沖縄における豚便所の民俗とその廃止
商店街前夜
重なり合う「内憂」と「外患」
由緒
士族というあり方
身分意識の高揚と民俗社会
祭礼〈たち〉の明治維新
韓国の祖先祭祀を通してみる歴史と現在の関係