近刊検索 デルタ

2023年11月1日発売

阿部出版

出版社名ヨミ:アベシュッパン

炎芸術No.156

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内容紹介
特集 備前 次世代の息吹岡山県備前市伊部周辺で作られる無釉焼締めの備前焼は、約800年の長い歴史を持ち、戦後、5人の人間国宝を輩出している作家の層が厚い産地として知られている。そして現在の備前は、1970年代生まれを中心として、次世代を担う作家たちが台頭している。グループ展などで作品を目にする機会も増えてきた。代々続く陶家に生まれたり、実力作家に師事した人が多いが、伝統をただ守るのではなく、現代において土を焼くことの意味を改めて自分自身に問いながら制作に取り組んでいる。本特集では、そうした備前の次世代の動きとして、今までにない制作工程によって造形的な作品を生み出す伊勢﨑晃一朗、現代的で軽やかな器を作る金重周作・陽作兄弟による陶工房 斿をはじめ、31作家に注目する。また近年、備前の町に新しくできた、作家たちによるギャラリーやカフェも巡ってみる。
目次
特集 備前 次世代の息吹
伊勢﨑晃一朗
備前の土と対話する
陶工房 斿 金重周作・陽作
使い手に寄り添う誠実なうつわ
金重潤平、金重多門、中村和樹、高島聡平
森本良信、金重充宏、屋代剛右、細川敬弘
近藤正彦、三浦裕二、後関裕士、馬場隆志
小山厚子、森 一朗、豊福 博、小橋俊允
中原幸治、中本研之、森本 仁、森 大雅
好本康人、瀧川卓馬、藤田 祥、石田和也
藤田昌宏、柴岡祐太、松本優作、牛垣 渓
備前を作る 伊勢﨑晃一朗
備前800年の歴史に痕跡を刻む
備前を使う 陶工房 斿
調和する備前
備前の町を楽しむ
BIZEN gallery Kai、ICHIRO MORI、Cafe MUGENAN+
「古典と現代」桃山陶
山田 和
桃山陶ブレイクスルー
フォーカス・アイ 高柳むつみ
磁器が磁器を超えるときーエロス、聖性、映像
文・清水 穣(同志社大学教授)
期待の新人作家 根本裕子
文・橋本恵里(福島県立美術館学芸員)
現代工芸の作り手たち 第29回 金工 長谷川清吉
金工による茶道具と「使い捨ての工業製品」に挑む
文・立花 昭(岐阜県現代陶芸美術館学芸員)
時代でたどる日本の陶芸 第17回 昭和後期~平成初期2
文・外舘和子(多摩美術大学教授)
展覧会スポットライト
十三代三輪休雪 茶の湯の造形
文・内田篤呉(MOA美術館館長)
からひね會Ⅱ 川喜田半泥子と荒川豊蔵・三輪休和・金重陶陽
文・龍泉寺由佳(石水博物館学芸課長)
会場 しぶや黒田陶苑、魯卿あん
三島喜美代 遊ぶ 見つめる 創りだす
文・花井素子(岐阜県現代陶芸美術館学芸員)
劉建華 中空を注ぐ
文・見留さやか(十和田市現代美術館学芸員)
宮永愛子 詩を包む
文・浅田真帆(富山市ガラス美術館主任学芸員)
丹波 今西公彦展 時を超え、つながる「痕跡の美」
会場 緑ヶ丘美術館・本館
没後100年 成瀬誠志とその周辺
文・岩城鮎美(多治見市美濃焼ミュージアム学芸員)
新幹線開業記念特別展 魅せる、現代工芸 金沢‐福井‐京都
文・倉澤佑佳(福井県陶芸館学芸員)
陶芸公募展レポート
第17回パラミタ陶芸大賞展
文・衣斐唯子(パラミタミュージアム学芸員)
工芸公募展レポート
国際漆展・石川2023
文・志甫雅人((公財)石川県デザインセンターチーフディレクター)
会場 石川県政記念しいのき迎賓館、石川県輪島漆芸美術館
工芸入門講座 陶と漆の技法 第4回 箔押し
講師・菱田賢治
陶芸マーケットプライス
展覧会スケジュール
HONOHO GEIJUTSU English Summary
著者略歴
タイトルヨミ
カナ:ホノオゲイジュツナンバーヒャクゴジュウロク
ローマ字:honoogeijutsunanbaahyakugojuuroku

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