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9月28日発売予定

影書房

「韓国からの通信」の時代―韓国・危機の15年を日韓のジャーナリズムはいかにたたかったか

池明観/著

978-4-87714-475-3

本体価格:4,200円+税

判型:四六

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内容紹介
1972年10月、朴正熙大統領は国会を解散して全国に非常戒厳令を宣布、大学を休校にし、新聞・通信は事前検閲の下に置くことを告げた。さらに「維新憲法」を公布し、「一人独裁の半永久的体制」をもくろんだ。
この「十月維新」体制から、1987年全斗煥政権下の「6月抗争」に至るまでの、およそ15年におよぶ軍事独裁政権の時代、韓国の学生・キリスト者・市民は、自由と民主主義を求めて、各地で多くの犠牲を出しながらも、不屈のたたかいを続けた。
メディアは、政権批判はおろか抵抗運動の報道すらできなくなったが、たえかねた『東亜日報』記者たちは「自由言論実践宣言」を発表、外部干渉と機関員の出入り等を拒否する。また政府の圧力による広告一斉引き上げという弾圧に対しては「白紙広告」で対抗するなど、一進一退を繰り返しながらも、メディアも“民主争取"のたたかいに参画していった。
また、『朝日新聞』など日本のメディアも、金大中拉致事件や民主化運動の動静を詳しく報じ、韓国メディアの沈黙を補う役割を担い、隣国の痛みに「共感をもって参与」した。
当時“T・K生”の筆名で韓国内の政治・民主化運動の情勢を『世界』(岩波書店)誌上でレポートし、韓国国外から運動を支えた著者が、同時代の『東亜日報』(韓国全国紙)・「韓国からの通信」(『世界』連載)・『朝日新聞』(日本)の3紙誌を再読・整理し直し、「韓国民主化の時代」を詳らかに再現する。
目次
序文にかえて―日本の読者のために
韓国語版序文
  *
第1章 『東亜日報』が伝えたこと
・維新体制のはじまり
・「白紙広告」の戦い
・3・1民主救国宣言
・光州事件
・民衆革命の時代へ

第2章 「韓国からの通信」が伝えたこと
・批判と拒絶
・殉教の時代
・希望の底流
・誰が来る春を止められよう
・時代の闇を超えて

第3章 『朝日新聞』が伝えたこと
・維新体制をながめる憂いの眼
・金大中拉致事件と日韓関係
・政治的弾圧に対する国際的批判
・深まる憎悪と分裂
・吹きはじめた自由の風
  *
あとがき
関連年表

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