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2017年10月5日発売

現代人文社

性犯罪加害者家族のケアと人権

尊厳の回復と個人の幸福を目指して
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内容紹介
夫が、恋人が、父が、息子が……。 魂の殺人と呼ばれる性犯罪。 好奇の目に晒され、嘲笑の的となり、声を上げることができない 性犯罪「加害者」家族。 自殺を考えた、結婚が破談になった、離婚した、 男性不信になった、転居を余儀なくされた……。 身近な人間が性犯罪者となった事実がもたらす衝撃は計り知れない。 性犯罪加害者家族支援の理論と現状を踏まえ、 支援の実践例を通して効果的な支援のあり方を提案する。 ・ケアと人権——修復的正義の観点から(宿谷晃弘) ・性犯罪加害者家族へのアプローチ——支援におけるケアと人権(阿部恭子) ・日本における性犯罪加害者家族の現状と支援(阿部恭子) ・アメリカにおける性犯罪と加害者家族に関する概要(北茉莉) ・刑事弁護と性犯罪加害者家族支援(鈴木絢子・阿部恭子) ・否認事件の家族(阿部恭子・監修:草場裕之) ・少年事件と家族(阿部恭子・監修:草場裕之) ・被告人の更生と家族(阿部恭子・監修:草場裕之) ・情状鑑定の実際と加害者家族へのアプローチ(相澤雅彦) ・性犯罪加害者家族への心理的支援(駒場優子)
目次
第1部 性犯罪加害者家族支援の理論 第1章 ケアと人権——修復的正義の観点から(宿谷晃弘) 第2章 性犯罪加害者家族へのアプローチ——支援におけるケアと人権(阿部恭子) 第2部 性犯罪加害者家族支援の現状 第1章 日本における性犯罪加害者家族の現状と支援(阿部恭子) 第2章 アメリカにおける性犯罪と加害者家族に関する概要(北茉莉) 第3部 性犯罪加害者家族と刑事弁護 第1章 刑事弁護と性犯罪加害者家族支援(鈴木絢子・阿部恭子) 第2章 否認事件の家族(阿部恭子・監修:草場裕之) 第3章 少年事件と家族(阿部恭子・監修:草場裕之) 第4章 被告人の更生と家族(阿部恭子・監修:草場裕之) 第4部 性犯罪加害者家族の心理的支援 第1章 情状鑑定の実際と加害者家族へのアプローチ(相澤雅彦) 第2章 性犯罪加害者家族への心理的支援(駒場優子) コラム1 海外ドラマ紹介1 コラム2 海外ドラマ紹介2 コラム3 弁護人の性別 コラム4 支援の中心としての「共依存概念」
著者略歴
阿部 恭子(アベ キョウコ)
阿部恭子(あべ・きょうこ) NPO法人World Open Heart理事長。東北大学大学院法学研究科博士課程前期修了(法学修士)。2008年大学院在籍中に、社会的差別と自殺の調査・研究を目的とした任意団体World Open Heartを設立(2011年にNPO法人格取得)。宮城県仙台市を拠点として、全国で初めて犯罪加害者家族を対象とした各種相談業務や同行支援などの直接的支援と啓発活動を開始、全国の加害者家族からの相談に対応している。著書『悲嘆の中にある人に心を寄せて――人は悲しみとどう向かい合っていくのか』(分担執筆、ぎょうせい、2014年)、『加害者家族支援の理論と実践――家族の回復と加害者の更生に向けて』(編著、現代人文社、2015年)、『交通事故加害者家族の現状と支援――過失犯の家族へのアプローチ』(現代人文社、2016年)。

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