近刊検索 デルタ

2018年7月13日発売

松籟社

ことばの水底へ

「わたし」をめぐるオスティナート
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内容紹介
自己を凝視し、自分自身への果てしない問いかけを続けた画家たち、音楽家たち(鴨居玲、磯江毅、麻田浩……)。
自らを、そして世界をまなざす「ことば」のありようを問い続けた詩人たち、作家たち(古井由吉、バッハマン、ツェラン、リルケ……)。
彼ら彼女らを導き手として綴られた、「わたし」と「ことば」をめぐる随想集。
(カバー装画:麻田浩)
目次
自画像─鴨居玲と磯江毅
原風景─麻田浩
木を削る─川添洋司
言葉に揺さぶりをかける─藤原安紀子
雪崩れる「わたし」─古井由吉とムージル

ことばの不在と非在の作者─マラルメとツェラン
ドイツ危機神学と詩学─ブルトマンとツェラン
神を讃える─ツェランとリルケ
詩人オルフォイス─バッハマンとリルケ
ユートピアとしての「わたし」─バッハマン
語り手の「わたし」の消失─バッハマンとベケット
リルケ「別れ」

語りえぬものと向き合って─ルイ=ルネ・デ・フォレ
マルグリット・デュラスの「声」

自然について─ドイツ・ロマン派の絵画
「他者」の声─マーラー「交響曲第九番」
シューベルトのピアノ・ソナタ
ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第十八番」変ホ長調 作品三十一—三

海の想い─田口義弘
孤独と連帯─山田稔
水晶の精神─野村修
わが心の高見順
著者略歴
國重 裕(クニシゲ ユタカ)
龍谷大学准教授(教養教育科目ドイツ語)。 1968年京都生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。2003年「表象のユーゴスラヴィア─ユーゴスラヴィア内戦と西欧知識人」で博士号取得。専門は、現代オーストリア・東欧文学、比較文化論。 詩集に『静物/連禱』(七月堂)、『彼方への閃光』(書肆山田)ほか。共著に 『中欧─その変奏』(鳥影社)、『ドイツ文化史への招待』(大阪大学出版局)、『ドイツ文化を知る55のキーワード』(ミネルヴァ書房)、『ドイツ保守革命』『東欧の想像力』(以上、松籟社)などがある。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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