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2018年7月1日発売

三元社

芸術は世界といかに関わるか

シェリング、ニーチェ、カントの美学から
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内容紹介
ドイツ・ロマン派、芸術哲学研究の碩学
ディーター・イェーニッヒ教授の最終講義
生命科学、哲学、芸術の間の関係を、種々の分野を越えて考察し、現代におよぶ、あるべき芸術のすがたを追求する。
目次
序論
  付録
第1章 哲学と芸術との間の関係における相違点
第2章 芸術へのアプローチの仕方の区別
第3章 「創造」と歴史 ――一八〇七年のシェリングの講演『造形芸術の自然との関係について』に関して
 序論
  Ⅰ シェリングの芸術体験
  Ⅱ 前章との関連のために
 一、芸術の始まりについての問い
 二、「肯定的力」としての「形式」
 三、「創造」の歴史的な基礎づけ
第4章 「仮象」と真理――ニーチェによる神聖化(アポテオーゼ)の規準
 一、ニーチェを読む
 二、芸術の場についての問い
 三、芸術の言葉
第5章 「遊戯」と世界――カントの『判断力批判』における「無関心的満足」
 一、恩恵(グンスト)対意志(ヴィレ)
 二、現存在対消費
第6章 実例としての画像とシェリング
参考文献一覧
訳者あとがきと解説
著者略歴
ディーター・イェーニッヒ(ディーターイェーニッヒ)
1926年ライプチヒに生まれる。ライプチヒ大学でベルンハルト・シュヴァイツァー教授のもとで古典考古学と美術史を学ぶ。その後、テュービンゲン大学のフリードリヒ・バイスナー教授のもとでヘルダーリン研究により博士号取得、1968年に同じくテュービンゲンでシェリングの芸術哲学研究により大学教授資格取得。1974年から1988年までテュービンゲン大学哲学担当教授を務める。2016年没。 主著 に、Schelling: Die Kunst in der Philosophie (Bd. I : Schellings Begründung von Natur und Geschichte, Bd. II : Die Wahrheitsfunktion der Kunst), Pfullingen: Neske, 1966. Welt-Geschichte, Kunst-Geschichte: Zum Verhältnis von Vergangenheitserkenntnis und Veränderung, Köln: DuMont Schauberg, 1975など。
神林恒道(カンバヤシツネミチ)
1938年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。大阪大学名誉教授、前・立命館大学大学院教授、博士(文学)。専門は美学・芸術学。著書に、『芸術学ハンドブック』(潮江宏三・島本浣と共編著、勁草書房、1989)、『シェリングとその時代─―ロマン主義美学の研究』(行路社、1996)、『近代日本「美学」の誕生』(講談社学術文庫、2006)など。訳書に『ドイツ・ロマン派風景画論―─新しい風景画の模索』(仲間裕子と共訳、三元社、2006)、金英那『韓国近代美術の百年』(監訳、三元社、2011)などがある。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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