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定価:2,200円(2,000円+税)
判型:B5
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内容紹介
新しい幼保連携型認定こども園制度では、多様な社会に合わせた保育形態を取入れ実践するために、従来の幼稚園教育要領および保育所保育指針を改訂する共に、保育課程を改め「教育及び保育に関する全体的な計画の作成」を行わねばならない。今までの保育所では、子どもたちの在園時間や日数は画一的に設定されていたが、これらの異なる子どもたちが同じ園で活動をするときに、整合性を確保させるにはどうしたらいいか、子どもたちだけでなく、子育て支援のあり方も同時に策定していくため、新たな法令に即した1冊。
目次
第1部 理論編
第1章 教育課程とは
1 教育課程・全体的な計画(保育課程)および指導計画はなぜ必要か
2 乳幼児期における教育課程・全体的な計画(保育課程)とはどのようなものか
1 保育の基盤となる理想の子ども像(教育・保育目標)は
2 理想の子ども像(教育・保育目標)に達成するための道筋
3 保護者や地域の人達へ園のアピールをしよう
4 教育・保育実践の評価をするときに /カリキュラム・マネジメント/
5 教育課程・全体的な計画(保育課程)を編成する要件
1 保護者の願い,地域の実情
2 社会の変化 /社会に開かれた教育課程/
6 教育課程の実際
3 教育課程の歴史的な変化
1 学校教育における教育課程とは
2 教育課程,カリキュラムとは
3 教育課程の歴史的背景
4 新しいカリキュラムの考え方
4 乳幼児期の教育・保育では
第2章 さまざまな教育課程
/幼稚園教育課程・保育所保育課程の歴史を学ぶ/
1 幼稚園教育課程・保育所保育課程の変遷
1 戦前の幼稚園教育の考え方
1 幼稚園教育の始まり
2 幼稚園保育及設備規程(1899[明治32]年)
3 幼稚園令(1926[大正15]年)
4 託児所・保育施設の始まり
2 戦後の幼稚園教育課程,保育所保育課程
1 保育要領(1948[昭和23]年)
2 幼稚園教育要領(1956[昭和31]年)
3 幼稚園教育要領(1964[昭和39年)と
保育所保育指針(1965[昭和40]年)
4 幼稚園教育要領(1989[平成元]年)
5 幼稚園教育要領(1998[平成10]年)
3 幼稚園教育要領,保育所保育指針(2008[平成20]年)
1 幼稚園教育要領の改訂
2 保育所保育指針改定の歩み
4 幼保連携型認定こども園教育・保育要領(2014[平成26]年)
5 現在の幼稚園教育要領,保育所保育指針,幼保連携型
認定こども園教育・保育要領(2017[平成29]年告示)
2 さまざまな教育課程・全体的な計画(保育課程)
/保育実践の理論化,構造的把握について/
第3章 幼稚園の教育課程とは
1 法律に示されている幼稚園教育の目的
2 法律に示されている幼稚園教育の目標
3 新幼稚園教育要領にみる新たな幼稚園教育の考え方
4 教育課程の編成の例 /同じ教育目標を持つ同一学園の二つの園の場合/
5 教育・保育実践の振り返りと教育課程の見直し /カリキュラムマネジメント/
6 全教職員の共通理解及び保護者への公約
第4章 保育所の全体的な計画(保育課程)とは
1 全体的な計画(保育課程)の作成
2 全体的な計画(保育課程)を理解する法律的要件
1 憲法,児童福祉法,児童憲章,児童の権利に関する条約
(子どもの権利条約)などの基本的理解
3 全体的な計画(保育課程)と指導計画
1 保育における計画の持つ意味
2 全体的な計画(保育課程)の基本的内容
3 全体的な計画(保育課程)と指導計画との関係
4 指導計画の内容(要素)
4 全体的な計画(保育課程)の実例 /園全体の考え方=理念,方針,目標/
実例 D保育園の全体的な計画(保育課程
E保育園の全体的な計画(保育課程
5 保育実践の評価と記録
1 評価の意味
2 全体的な計画(保育課程)から指導計画への循環性
3 指導計画は仮説でもある
4 保育実践における記録の意味
6 保育所としての自己評価と地域・保護者への情報開示
1 保育所としての自己評価
2 地域・保護者への情報開示
第5章 幼稚園・保育所の生活と乳幼児の理解
1 乳幼児期の生活
2 保育の場での発達と一人一人の乳幼児の理解
3 環境を通しての教育
4 遊びを通しての教育 /その中の保育者の意図は?/
5 主体的・対話的で深い学びのために
6 幼児期の学びと小学校の学び /学びの連続性/
第6章 教育課程・全体的な計画(保育課程),指導計画を考える上で共通に必要なこと
1 幼稚園教育要領における5つの領域/2018年施行に盛り込まれた点/
1 健康の領域
2 人間関係の領域
3 環境の領域
4 言葉の領域
5 表現の領域
2 小学校との連携 /幼児期の終わりまでに育ってほしい姿/
3 延長保育,預かり保育
4 保護者・地域との連携,子育て支援
第7章 全体的な計画(保育課程),指導計画を考える上で必要なこと
1 乳児保育(0歳児保育)に関わるねらい及び内容
1 基本的事項と新たに示された3つの視点
2 ねらい及び内容
2 1歳以上3歳未満児(1歳児,2歳児)の保育に関わるねらい及び内容
1 基本的事項
2 ねらい及び内容
3 全体的な計画(保育課程)・指導計画の具体化をめざすために
/保育内容・方法を考える/
1 保育所の役割としての「養護と教育の一体性」ということ
2 乳児保育(0歳児,1歳児保育)について配慮すること
3 3歳未満児保育および健康・安全面での配慮
4 子どもの主体性を尊重する保育
/0,1,2歳児保育においてこそ大事にしたい視点/
第2部 編成・作成編
第8章 教育課程の編成から長期の指導計画へ
1 教育目標を設定する
1 現在の状況を分析する /今の保育で良いのか/
2 理想の子ども像は
3 子どもの実際の育ちはどうなっているだろうか
4 地域や社会の変化,保護者の願いについて考えてみる
5 教育目標の再設定
2 教育課程を編成する /長期の指導計画の作成へ/
1 教育課程の編成
2 長期の指導計画の作成
3 教育課程・全体的な計画(保育課程)と指導計画の関係
4 指導計画の指導とは
5 長期の指導計画 /行事予定表を超えて/
第9章 短期の指導計画の作成
1 短期の指導計画 /毎日の保育をデザインする/
1 B幼稚園の週日案と日案(3歳入園当初)
2 C幼稚園の週日案と日案
2 指導計画の作成の手順と実践・評価
3 振り返り /モニタリングとアセスメント/
4 記録のとり方と評価(振り返り)についての新しい動向
第10章 全体的な計画(保育課程)を編成し,指導計画を作成する
1 全体的な計画(保育課程)(0歳児~2歳児)を作成する
2 全体的な計画(保育課程)の具体化=指導計画の作成
1 0歳児~2歳児,指導計画の作成に向けて
2 年,月,週,日課などの指導計画(0歳児~2歳児)
年間保育計画例(0歳児 F保育園)
月ごとの指導計画例(0歳児 G保育園)
日課例(0歳児 H保育園 月齢別の生活,睡眠を中心に)
2歳児の指導計画例 (J保育園 月の指導計画,週の指導計画)
第3部 実践・評価
第11章 指導計画の実践
1 指導計画を実践する
1 保育者の動き,言葉かけを具体化する
2 子どもたちの動きを予測し対応を考える
3 環境の再構成
2 保育を振り返る
1 指導計画との関連で振り返る意味
2 幼児理解を深める
3 適切な教材選択をする
4 環境構成を検討する
5 援助を見直す
第12章 教育課程・指導計画のPDCAサイクル
1 教育課程・全体的な計画(保育課程)の見直し
1 幼稚園教育要領,保育所保育指針,幼保連携型認定こども園
教育・保育要領との関連で
2 園の方針との関連で
3 地域の環境,園の環境との関連で
4 子どもや保護者の実態との関連で
5 職員研修との関連で
6 学校評価との関連で
2 指導計画のPDCAサイクル
1 保育実践の充実を図るために
2 記録の意味とその活用
3 短期・長期の見通しの中で
4 指導要録・児童要録
資 料
教育基本法 学校教育法(抄) 児童福祉法(抄)
幼稚園設置基準 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(抄)
幼稚園教育要領 保育所保育指針(抄) 幼児期の終わりまでに
育ってほしい姿 幼保連携型認定こども園教育・保育要領
第1章 教育課程とは
1 教育課程・全体的な計画(保育課程)および指導計画はなぜ必要か
2 乳幼児期における教育課程・全体的な計画(保育課程)とはどのようなものか
1 保育の基盤となる理想の子ども像(教育・保育目標)は
2 理想の子ども像(教育・保育目標)に達成するための道筋
3 保護者や地域の人達へ園のアピールをしよう
4 教育・保育実践の評価をするときに /カリキュラム・マネジメント/
5 教育課程・全体的な計画(保育課程)を編成する要件
1 保護者の願い,地域の実情
2 社会の変化 /社会に開かれた教育課程/
6 教育課程の実際
3 教育課程の歴史的な変化
1 学校教育における教育課程とは
2 教育課程,カリキュラムとは
3 教育課程の歴史的背景
4 新しいカリキュラムの考え方
4 乳幼児期の教育・保育では
第2章 さまざまな教育課程
/幼稚園教育課程・保育所保育課程の歴史を学ぶ/
1 幼稚園教育課程・保育所保育課程の変遷
1 戦前の幼稚園教育の考え方
1 幼稚園教育の始まり
2 幼稚園保育及設備規程(1899[明治32]年)
3 幼稚園令(1926[大正15]年)
4 託児所・保育施設の始まり
2 戦後の幼稚園教育課程,保育所保育課程
1 保育要領(1948[昭和23]年)
2 幼稚園教育要領(1956[昭和31]年)
3 幼稚園教育要領(1964[昭和39年)と
保育所保育指針(1965[昭和40]年)
4 幼稚園教育要領(1989[平成元]年)
5 幼稚園教育要領(1998[平成10]年)
3 幼稚園教育要領,保育所保育指針(2008[平成20]年)
1 幼稚園教育要領の改訂
2 保育所保育指針改定の歩み
4 幼保連携型認定こども園教育・保育要領(2014[平成26]年)
5 現在の幼稚園教育要領,保育所保育指針,幼保連携型
認定こども園教育・保育要領(2017[平成29]年告示)
2 さまざまな教育課程・全体的な計画(保育課程)
/保育実践の理論化,構造的把握について/
第3章 幼稚園の教育課程とは
1 法律に示されている幼稚園教育の目的
2 法律に示されている幼稚園教育の目標
3 新幼稚園教育要領にみる新たな幼稚園教育の考え方
4 教育課程の編成の例 /同じ教育目標を持つ同一学園の二つの園の場合/
5 教育・保育実践の振り返りと教育課程の見直し /カリキュラムマネジメント/
6 全教職員の共通理解及び保護者への公約
第4章 保育所の全体的な計画(保育課程)とは
1 全体的な計画(保育課程)の作成
2 全体的な計画(保育課程)を理解する法律的要件
1 憲法,児童福祉法,児童憲章,児童の権利に関する条約
(子どもの権利条約)などの基本的理解
3 全体的な計画(保育課程)と指導計画
1 保育における計画の持つ意味
2 全体的な計画(保育課程)の基本的内容
3 全体的な計画(保育課程)と指導計画との関係
4 指導計画の内容(要素)
4 全体的な計画(保育課程)の実例 /園全体の考え方=理念,方針,目標/
実例 D保育園の全体的な計画(保育課程
E保育園の全体的な計画(保育課程
5 保育実践の評価と記録
1 評価の意味
2 全体的な計画(保育課程)から指導計画への循環性
3 指導計画は仮説でもある
4 保育実践における記録の意味
6 保育所としての自己評価と地域・保護者への情報開示
1 保育所としての自己評価
2 地域・保護者への情報開示
第5章 幼稚園・保育所の生活と乳幼児の理解
1 乳幼児期の生活
2 保育の場での発達と一人一人の乳幼児の理解
3 環境を通しての教育
4 遊びを通しての教育 /その中の保育者の意図は?/
5 主体的・対話的で深い学びのために
6 幼児期の学びと小学校の学び /学びの連続性/
第6章 教育課程・全体的な計画(保育課程),指導計画を考える上で共通に必要なこと
1 幼稚園教育要領における5つの領域/2018年施行に盛り込まれた点/
1 健康の領域
2 人間関係の領域
3 環境の領域
4 言葉の領域
5 表現の領域
2 小学校との連携 /幼児期の終わりまでに育ってほしい姿/
3 延長保育,預かり保育
4 保護者・地域との連携,子育て支援
第7章 全体的な計画(保育課程),指導計画を考える上で必要なこと
1 乳児保育(0歳児保育)に関わるねらい及び内容
1 基本的事項と新たに示された3つの視点
2 ねらい及び内容
2 1歳以上3歳未満児(1歳児,2歳児)の保育に関わるねらい及び内容
1 基本的事項
2 ねらい及び内容
3 全体的な計画(保育課程)・指導計画の具体化をめざすために
/保育内容・方法を考える/
1 保育所の役割としての「養護と教育の一体性」ということ
2 乳児保育(0歳児,1歳児保育)について配慮すること
3 3歳未満児保育および健康・安全面での配慮
4 子どもの主体性を尊重する保育
/0,1,2歳児保育においてこそ大事にしたい視点/
第2部 編成・作成編
第8章 教育課程の編成から長期の指導計画へ
1 教育目標を設定する
1 現在の状況を分析する /今の保育で良いのか/
2 理想の子ども像は
3 子どもの実際の育ちはどうなっているだろうか
4 地域や社会の変化,保護者の願いについて考えてみる
5 教育目標の再設定
2 教育課程を編成する /長期の指導計画の作成へ/
1 教育課程の編成
2 長期の指導計画の作成
3 教育課程・全体的な計画(保育課程)と指導計画の関係
4 指導計画の指導とは
5 長期の指導計画 /行事予定表を超えて/
第9章 短期の指導計画の作成
1 短期の指導計画 /毎日の保育をデザインする/
1 B幼稚園の週日案と日案(3歳入園当初)
2 C幼稚園の週日案と日案
2 指導計画の作成の手順と実践・評価
3 振り返り /モニタリングとアセスメント/
4 記録のとり方と評価(振り返り)についての新しい動向
第10章 全体的な計画(保育課程)を編成し,指導計画を作成する
1 全体的な計画(保育課程)(0歳児~2歳児)を作成する
2 全体的な計画(保育課程)の具体化=指導計画の作成
1 0歳児~2歳児,指導計画の作成に向けて
2 年,月,週,日課などの指導計画(0歳児~2歳児)
年間保育計画例(0歳児 F保育園)
月ごとの指導計画例(0歳児 G保育園)
日課例(0歳児 H保育園 月齢別の生活,睡眠を中心に)
2歳児の指導計画例 (J保育園 月の指導計画,週の指導計画)
第3部 実践・評価
第11章 指導計画の実践
1 指導計画を実践する
1 保育者の動き,言葉かけを具体化する
2 子どもたちの動きを予測し対応を考える
3 環境の再構成
2 保育を振り返る
1 指導計画との関連で振り返る意味
2 幼児理解を深める
3 適切な教材選択をする
4 環境構成を検討する
5 援助を見直す
第12章 教育課程・指導計画のPDCAサイクル
1 教育課程・全体的な計画(保育課程)の見直し
1 幼稚園教育要領,保育所保育指針,幼保連携型認定こども園
教育・保育要領との関連で
2 園の方針との関連で
3 地域の環境,園の環境との関連で
4 子どもや保護者の実態との関連で
5 職員研修との関連で
6 学校評価との関連で
2 指導計画のPDCAサイクル
1 保育実践の充実を図るために
2 記録の意味とその活用
3 短期・長期の見通しの中で
4 指導要録・児童要録
資 料
教育基本法 学校教育法(抄) 児童福祉法(抄)
幼稚園設置基準 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(抄)
幼稚園教育要領 保育所保育指針(抄) 幼児期の終わりまでに
育ってほしい姿 幼保連携型認定こども園教育・保育要領
著者略歴
松村 和子(マツムラ カズコ matsumura kazuko)
1952 年生
お茶の水女子大学大学院家政学研究科修了・修士(家政学)
文京学院大学 教授
[著書等]
『4歳児の保育カリキュラム』チャイルド本社 2009(編著)
『記録を活かした幼稚園幼児指導要録の書き方』チャイルド本社 2009(共著)
『家庭支援論』建帛社 2010(編著)
[ひとこと]
教育課程・全体的な計画(保育課程)に基づいて指導計画を練る。そして子どもたちと日々新しく出会う。予想(仮説)が成り立つかどうか,スリルとサスペンスの毎日。だから面白くやめられないのかも。
近藤 幹生(コンドウ ミキオ kondou mikio)
1953 年生
聖徳大学大学院博士後期課程修了・博士(児童学)
白梅学園大学 教授
[著書等]
『保育の哲学1,2,3』(ななみブックレットシリーズ)ななみ書房 2015 ~ 2017
『子どもと社会の未来を拓く 保育内容総論』青踏社 2017(編著)
『改訂 実践につなぐことばと保育』ひとなる書房 2016(共著)
[ひとこと]
子ども,職員,父母,地域とともに教育課程,全体的な計画(保育課程)を創りましょう。
椛島 香代(カバシマ カヨ kabashima kayo)
1961 年生
東京学芸大学大学院教育研究科修了・修士(教育学)
文京学院大学 教授
[著書等]
『実践で語る幼稚園教諭への道』大学図書出版 2010(共著)
『演習・人間関係』建帛社 2009(共著)
『保育記録を生かした幼稚園幼児指導要録の書き方』チャイルド本社 2009(共著)
[ひとこと]
子どもの理解を深め保育の充実を図るために,教育課程,全体的な計画(保育課程)を生かしましょう。
タイトルヨミ
カナ:シュウガクマエノケイカクヲマナブ
ローマ字:shuugakumaenokeikakuomanabu
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椛島 香代 最近の著作
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新着:ランダム(5日以内)
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