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2018年8月25日発売

クオン

出版社名ヨミ:クオン

韓国の文化遺産巡礼

クオン人文・社会シリーズ
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内容紹介
慶州仏国寺、訓民正音、パンソリ、親を敬う「孝」思想――。
崔禎鎬氏が選んだ「文化遺産」には、従来の定義を超え、形あるものだけでなく精神的文化までもが含まれている。日本や西欧の文化にも通じた著者ならではの視点で文化遺産について語り、想いを自在に綴ったエッセイ集。韓国文化への親しみやすい道案内となる一冊。
目次
日本の読者のみなさんに
まえがき
文化遺産があるという意味
何が「われわれのもの」なのか
外に出てこそ故国が見える
1 朝鮮半島のローマ:慶州
2 石の文化と慶州仏国寺
3 釈迦塔と多宝塔
4 無垢浄光大陀羅尼経
5 石窟庵
6 元暁の「大乗起信論疏」
7 義湘大師と浮石寺
8 慧超の『往五天竺国伝』
9 「百済観音」
10 ふたたび百済観音
11 百済金銅大香炉
12 「百済金銅大香炉」つづき
13 われわれにとって高句麗は何だったのか
14 高句麗古墳壁画
15 海印寺と八万大蔵経
16 高麗の象嵌青磁
17 直指心体要節
18 ハングルと訓民正音解例本
19 『朝鮮王朝実録』
20 鄭道伝の『三峯集』
21 宗廟と宗廟祭礼
22 李舜臣の『乱中日記』
23 正楽: (霊山会相)
24 パンソリ
25 礼節教育
26 鄭鄯の「仁旺霽色図」
27 申潤福の風俗画
28 『閑中録』
29 人物肖像画
30 韓 紙
31 丁若鏞の『牧民心書』
32 書 簡
33 奎章閣
34 「独立新聞」
35 孝思想
訳者あとがき
著者略歴
崔禎鎬(チョエ ジョンホ choe jonho)
1933 年全州生まれ。 ソウル大学校卒業後ドイツへ留学し、1968 年ベルリン自由大学にて哲学博士号を取得。 帰国後は成均館大学校および延世大学校にて教授として教壇に立つ。 また、大学在学中から新聞記者としての活動をはじめ、韓国日報・中央日報などの記者、特派員、論説委員を務める。 その後も朝鮮日報、東亜日報等にコラムを寄稿。 著作には『親愛なるミスタ崔』(クオン)、『藝――Non Plus Ultra』、『芸術と政治』、『政治と言語』、『福に関する談論』、などがある。 韓国言論学会長(1977 ~1979 年)、韓国未来学会会長(1992 ~ 1999 年)、韓独FORUM 共同議長(2002 ~2012 年)を歴任。 国民勲章(牡丹章)、李彌勒文化賞、ドイツ連邦共和国功労十字勲章等を受章。
舘野晳(タテノ アキラ tateno akira)
中国大連生まれ。自由寄稿家、韓国語翻訳家。日本出版学会会員。 著書『韓国式発想法』(日本放送出版協会)、共著書『韓国・朝鮮と向き合った36 人 の日本人』(明石書店)、訳書『朝鮮引揚げと日本人』(明石書店)、『朱蒙』(晩聲社)、『大王四神記』(晩聲社)ほか。
タイトルヨミ
カナ:カンコクノブンカイサンジュンレイ
ローマ字:kankokunobunkaisanjunrei

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