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定価:2,420円(2,200円+税)
判型:四六変形
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内容紹介
「歌は翼を広げて、私たちの生の上へと滑り出す。歌がなくて、その翼で生の上へと滑空する瞬間すらもなかったら、私たちの苦しみはどれほど重さを増すだろうか」――本文より
ハン・ガンが「書きたいのに、書けなかった」と回想する時期に生まれた本書には、音楽との出会い、さまざまな思い出にまつわる歌、著者自身がつくった歌について綴られている。著者の繊細な感性に触れるエッセイ集の初邦訳。
巻末にはオリジナルアルバムの音源情報も収録!
ハン・ガンが「書きたいのに、書けなかった」と回想する時期に生まれた本書には、音楽との出会い、さまざまな思い出にまつわる歌、著者自身がつくった歌について綴られている。著者の繊細な感性に触れるエッセイ集の初邦訳。
巻末にはオリジナルアルバムの音源情報も収録!
目次
日本の読者の皆さんへ
1.くちずさむ
2.耳をすます
3.そっと 静かに
4. 追伸
訳者あとがき
ハン・ガン オリジナルアルバム
1.くちずさむ
2.耳をすます
3.そっと 静かに
4. 追伸
訳者あとがき
ハン・ガン オリジナルアルバム
著者略歴
ハン・ガン(ハン・ガン han・gan)
1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文学科卒。
1993年に季刊『文学と社会』に詩を発表、
翌年のソウル新聞新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選して文壇デビュー。
2005年に『菜食主義者』で韓国で最も権威ある文学賞とされる李箱文学賞、
2016年にイギリスのマン・ブッカー賞国際賞を受賞。
小説や詩のみならず、絵本や童話の創作や翻訳も多数手がけている。
韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、東里文学賞など受賞多数。
古川 綾子(フルカワ アヤコ furukawa ayako)
神田外語大学韓国語学科卒業。延世大学校教育大学院韓国語教育科修了。
第10回韓国文学翻訳院翻訳新人賞受賞。神田外語大学講師。
訳書にウ・ソックン『降りられない船――セウォル号沈没事故からみた韓国』(クオン)、パク・ヒョンスク『アリストテレスのいる薬屋』(彩流社)、
ユン・テホ『未生 ミセン』(講談社)、
キム・エラン『走れ、オヤジ殿』(晶文社)などがある。
タイトルヨミ
カナ:ソット シズカニ
ローマ字:sotto shizukani
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