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2021年1月28日発売

ゲンロン

出版社名ヨミ:ゲンロン

新プロパガンダ論

ゲンロン叢書
ゲンロン叢書
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内容紹介
政治の戦場はいまや噓と宣伝のなかにある
気鋭の近現代史家と社会学者によるまったく新しい安部長期政権分析!

近現代史研究者の辻田真佐憲さんと社会学者の西田亮介さんと連続対談を収録。
七年八ヵ月のあいだ継続し、憲政史上最長となった第二次安倍政権。
政治とメディアの力学を塗り替え、右派と左派を「アベ」と「反アベ」に再編したその情報戦略は、はたして「プロパガンダ」と呼べるのか?
立場を異にするふたりの研究者が徹底的に語り合います。
SNSの政治化、令和への改元、そしてコロナ禍を通して見えた、日本政治の普遍的な課題とは。
イメージが政治を支配する時代の「ワクチン」として、現代史を再検討します。
目次
まえがき 辻田真佐憲
第一章 プロパガンダとはなにか
第二章 「#自民党2019」をめぐって
第三章 情報戦略、メディア、天皇
第四章 コロナ禍と市民社会
第五章 安倍政権とはなんだったのか
あとがき 西田亮介

付録 国威発揚年表 2018-2020
著者略歴
辻田 真佐憲(ツジタ マサノリ tsujita masanori)
辻田真佐憲(つじた・まさのり) 1984年大阪府生まれ。文筆家、近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科中退。 2011年より執筆活動を開始し、現在、政治・戦争と文化芸術の関わりを研究テーマとしている。著書に『日本の軍歌 国民的音楽の歴史』、『ふしぎな君が代』『大本営発表』『天皇のお言葉 明治・大正・昭和・平成』(以上、幻冬舎新書)、『空気の検閲~大日本帝国の表現規制~』(光文社新書)『愛国とレコード 幻の大名古屋軍歌とアサヒ蓄音器商会』(えにし書房)、『たのしいプロパガンダ』(イースト新書Q)などがある。歴史資料の復刻にも取り組んでおり、監修CDに『日本の軍歌アーカイブス』(ビクターエンタテインメント)、『出征兵士を送る歌 これが軍歌だ!』(キングレコード)、『日本の軍歌・軍国歌謡全集』(ぐらもくらぶ)、『古関裕而の昭和史 国民を背負った作曲家』 (文春新書) などがある。
西田 亮介(ニシダ リョウスケ nishida ryousuke)
西田亮介(にしだ・りょうすけ) 1983年京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院/環境・社会理工学院准教授。博士(政策・メディア)。 専門は公共政策の社会学。著書に『ネット選挙——解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)、『無業社会——働くことができない若者たちの未来』(工藤啓との共著、朝日新書)、『情報武装する政治』(KADOKAWA)、『コロナ危機の社会学』(朝日新聞社出版)がある。
タイトルヨミ
カナ:シンプロパガンダロン
ローマ字:shinpuropagandaron

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