近刊検索 デルタ
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
生誕150年を経て、いまも話題がつきることのない稀代の人類学者、南方熊楠。
青春時代の海外留学中から最晩年まで、彼のそばにはつねに猫の影が――。そんな「熊と猫」の関係をめぐって、日記や著書はもちろん、直筆のイラスト、猫についての論考、猫を詠んだ俳句、友人に宛てた書簡などを断簡零墨まで集めました。
猫の目を通して熊楠のことがわかる、見ても読んでも楽しい1冊です。
[発掘資料・年表・ブックガイドも収録]
目次
はじめに
 
 
第1章 南方熊楠ってどんな人?

1、虚像と実像
2、南方熊楠の生涯
 
 
第2章 熊楠と猫のエピソード

1、アメリカ放浪時代
2、ロンドン滞在時代
3、田辺定住時代
 
 
第3章 熊楠の猫の絵

1、大正十四年の「福猫」──小畔四郎宛書簡の猫絵から
2、小畔宛書簡の翻刻と猫の絵
3、猫で説法。土宜法龍宛書簡
 
 
第4章 熊楠の猫の俳句
 
 
第5章 南方邸と周辺の猫たち
 
 
第6章 南方家のペットと猫たち
 
 
第7章 猫に関する論考

1、英語論考
2、日本語論考
 
 
第8章 現代語訳「猫一疋の力に憑って大富となりし人の話」
 
 
第9章 熊楠の猫論考三点(付・現代語訳)
 
 
第10章 論考を読み解くための猫知識

1、古今東西、猫の歴史
2、猫の民俗
 
 
第11章 ブックガイド 熊楠と猫についてもっと知ろう!
 
 
参考資料
 年表 熊楠と猫のあゆみ
 猫に関する論考一覧
 
 
 おわりに
著者略歴
南方 熊楠(ミナカタ クマグス)
1867年、紀伊国(現在の和歌山県)に生まれ、1941年に同地にて没する。在野の民俗学者、博物学者、生物学者として知られる。 著書に、『南方閑話』(坂本書店、1926)、『南方随筆』(岡書院、1926)、『続南方随筆』(岡書院、1926)などのほか、全集や選集、書簡集など多くの文業が刊行されている。
杉山 和也(スギヤマ カズヤ)
1983年、千葉県に生まれる。青山学院大学大学院博士後期課程在学中。 著書に、『南方熊楠と説話学』(平凡社、2017)がある。
志村 真幸(シムラ マサキ)
1977年、神奈川県に生まれる。慶應義塾大学非常勤講師。 著訳書に、『日本犬の誕生――純血と選別の日本近代史』(勉誠出版,2017)、『異端者たちのイギリス』(編著、共和国、2016)、『南方熊楠英文論考[ノーツ アンド クエリーズ]誌篇』(共訳、集英社、2014)などがある
岸本 昌也(キシモト マサヤ)
1965年、埼玉県に生まれる。白百合女子大学非常勤講師。 主な業績に、「南方熊楠・藤岡長和関係書簡」(『熊楠研究』11、2017)などがある。
伊藤 慎吾(イトウ シンゴ)
1972年、埼玉県に生まれる。国際日本文化研究センター・客員准教授。 主な著書に、『「もしも?」の図鑑 ドラゴンの飼い方』(実業之日本社、2018)、『中世物語資料と近世社会』、『擬人化と異類合戦の文芸史』(ともに三弥井書店、2017)などがある。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。