近刊検索 デルタ

2018年8月13日発売

共和国

出版社名ヨミ:キョウワコク

渚に立つ 沖縄・私領域からの衝迫

沖縄・私領域からの衝迫
境界の文学
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内容紹介
不可視の原境、古謡、そしてエロス。
沖縄の戦後文学史上、もっとも先鋭にして重要な詩人が、灼けた韻律の深淵から帰還する。
自身の内域を微分するように、伊波普猷、比嘉春潮、折口信夫、柳田国男ら沖縄思想の系譜を描く単行本未収録の連載「沖縄・私領域からの衝迫」にくわえ、南島歌謡をその根源へとたどりゆく黒田喜夫論、藤井貞和論などを収める。
目次
  微視的な前史
  
第1部 沖縄・私領域からの衝迫
  世礼国男論
  金城朝永論
  仲原善忠にかかわりつつ
  比嘉春潮にかかわりつつ
  伊波普猷論の入口まで
  折口信夫にかかわりつつ
  柳田国男にかかわりつつ
 
第2部 原郷への意思
  原境への意思
  幻域
  詩と原郷 黒田喜夫論
  古謡から詩へ 藤井貞和に触発されて 
  
   清田政信とは誰か(松田潤)   
   解説・解題
著者略歴
清田 政信(キヨタ マサノブ kiyota masanobu)
1937年、沖縄久米島に生まれる。琉球大学在学中に『琉大文学』に参加。従来の沖縄文学に顕著だった「政治の優位性」「土着的なもの」を批判しつつ、沖縄、本土を問わず精力的な執筆活動を開始するが、1980年代後半に病を得て以後は療養中。 おもな著書に、詩集『清田政信詩集』(1975)、『疼きの橋』(以上、永井出版企画、1978)、『南溟 いやはて』(アディン書房、1982)、『渚詩篇』(海風社、1982)など、評論集『情念の力学』(新星図書出版、1980)、『抒情の浮域』(沖積社、1981)、『造形の彼方』(ひるぎ社、1984)などがある。
タイトルヨミ
カナ:ナギサニタツ
ローマ字:nagisanitatsu

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