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定価:2,860円(2,600円+税)
判型:四六変形
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内容紹介
不可視の原境、古謡、そしてエロス。
沖縄の戦後文学史上、もっとも先鋭にして重要な詩人が、灼けた韻律の深淵から帰還する。
自身の内域を微分するように、伊波普猷、比嘉春潮、折口信夫、柳田国男ら沖縄思想の系譜を描く単行本未収録の連載「沖縄・私領域からの衝迫」にくわえ、南島歌謡をその根源へとたどりゆく黒田喜夫論、藤井貞和論などを収める。
沖縄の戦後文学史上、もっとも先鋭にして重要な詩人が、灼けた韻律の深淵から帰還する。
自身の内域を微分するように、伊波普猷、比嘉春潮、折口信夫、柳田国男ら沖縄思想の系譜を描く単行本未収録の連載「沖縄・私領域からの衝迫」にくわえ、南島歌謡をその根源へとたどりゆく黒田喜夫論、藤井貞和論などを収める。
目次
微視的な前史
第1部 沖縄・私領域からの衝迫
世礼国男論
金城朝永論
仲原善忠にかかわりつつ
比嘉春潮にかかわりつつ
伊波普猷論の入口まで
折口信夫にかかわりつつ
柳田国男にかかわりつつ
第2部 原郷への意思
原境への意思
幻域
詩と原郷 黒田喜夫論
古謡から詩へ 藤井貞和に触発されて
清田政信とは誰か(松田潤)
解説・解題
第1部 沖縄・私領域からの衝迫
世礼国男論
金城朝永論
仲原善忠にかかわりつつ
比嘉春潮にかかわりつつ
伊波普猷論の入口まで
折口信夫にかかわりつつ
柳田国男にかかわりつつ
第2部 原郷への意思
原境への意思
幻域
詩と原郷 黒田喜夫論
古謡から詩へ 藤井貞和に触発されて
清田政信とは誰か(松田潤)
解説・解題
著者略歴
清田 政信(キヨタ マサノブ kiyota masanobu)
1937年、沖縄久米島に生まれる。琉球大学在学中に『琉大文学』に参加。従来の沖縄文学に顕著だった「政治の優位性」「土着的なもの」を批判しつつ、沖縄、本土を問わず精力的な執筆活動を開始するが、1980年代後半に病を得て以後は療養中。
おもな著書に、詩集『清田政信詩集』(1975)、『疼きの橋』(以上、永井出版企画、1978)、『南溟 いやはて』(アディン書房、1982)、『渚詩篇』(海風社、1982)など、評論集『情念の力学』(新星図書出版、1980)、『抒情の浮域』(沖積社、1981)、『造形の彼方』(ひるぎ社、1984)などがある。
タイトルヨミ
カナ:ナギサニタツ
ローマ字:nagisanitatsu
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