近刊検索 デルタ

2023年11月13日発売

共和国

出版社名ヨミ:キョウワコク

捨て子ごっこ 永山則夫小説集成2

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内容紹介
――違う! 訊いたのは「無番地」の問題ではなく、「網走番外地」のことだ!

貧困、DV、ネグレクト、バックレ、密航、窃盗、そして……。故・永山則夫の自伝的小説を全2巻に初めて集成。本巻には、文学史に残る傑作と評価の高い「捨て子ごっこ」のほか「残雪」「なぜか、海」「陸の眼」、そして本作をもって永遠に途絶えた「異水」の5篇。さらに略年譜、57年ぶりに発見された貴重な写真などを収録。
 
解説=小林坩堝
 
投げ込み附録=阿部晴政、池田浩士、田中綾
 
定価=3600円+悪税
目次
捨て子ごっこ

残雪

なぜか、海

陸の眼

異水

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解説 「さらすこと、生きること」 小林坩堝

解題 「罪と罰の門前で」

 永山則夫略年譜
著者略歴
永山 則夫(ナガヤマ ノリオ nagayama norio)
1949年、北海道に生まれる。 1965年、青森県の中学校を卒業後上京、職を転々とする。 1968年、4件の連続殺人事件を起こし、69年に逮捕。以後、獄中で思索や創作活動を開始する。83年、小説「木橋」で第19回新日本文学賞受賞。 1990年、死刑判決が確定、97年、東京拘置所で死刑が執行される。 主な獄中記に、『無知の涙』(1971、河出文庫=1990)、『人民をわすれたカナリアたち』(1971)、『愛か―無か』(1973)など、 主な小説に、『木橋』(1984、河出文庫=1990)、『捨て子ごっこ』(1987)、『なぜか、海』(1989)、『異水』(1990)、『華』(1997)などがある。 永山子ども基金 https://nagayama-chicos.com/
タイトルヨミ
カナ:ステゴゴッコ ナガヤマノリオ ショウセツシュウセイ
ローマ字:sutegogokko nagayamanorio shousetsushuusei

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