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定価:2,970円(2,700円+税)
判型:四六
※JRC扱い
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内容紹介
外国人のお弟子さんはこう見た。日本、茶道、家元、師匠…。アメリカから来た女性社会学者が、10年の歳月をかけ、日本で体験した茶道の世界を描き、茶道と国民国家との関わりを解き明かす。2014年アメリカ社会学会アジア部門出版賞を受賞した問題作。はたして茶道とは文化ナショナリズムなのか? 真の日本らしさとは何か? 世界に広がる茶道とその背景にあるビジネスモデルとは?
目次
日本語版へのまえがき
まえがき
序 章 ネーション・ワーク ― ネーションの社会学的分析
第一章 茶を点てる ― 空間・物・行為
第二章 茶を創る ― 文化慣習の国民化
第三章 茶を営む ― 家元制度の解剖
第四章 茶を行う ― 日本らしさの実践と実演
第五章 茶室を越えて ― 文化ナショナリズムの人間行動学をめざして
原注
監訳者あとがき ― 本書をお読みいただくにあたって
参考文献
索引
まえがき
序 章 ネーション・ワーク ― ネーションの社会学的分析
第一章 茶を点てる ― 空間・物・行為
第二章 茶を創る ― 文化慣習の国民化
第三章 茶を営む ― 家元制度の解剖
第四章 茶を行う ― 日本らしさの実践と実演
第五章 茶室を越えて ― 文化ナショナリズムの人間行動学をめざして
原注
監訳者あとがき ― 本書をお読みいただくにあたって
参考文献
索引
著者略歴
クリステン・スーラック(クリステン スーラック kurisuten suurakku)
1976年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修了、Ph.D.(Sociology)。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院准教授。研究テーマは、国際人口移動、文化、民族、ナショナリズムなど。本書の原著により2014年のアメリカ社会学会アジア部門出版賞を受賞。 最近は日本の政治にも関心を広げ、各国のマスコミにコメントをよせるなど、国際的に活躍している。裏千家流茶道を学び、宗清の茶号をもつ。
廣田 吉崇(ヒロタ ヨシタカ hirota yoshitaka)
1959年生まれ。東京大学法学部卒業、神戸大学大学院国際文化学研究科修了、博士(学術)。兵庫県職員(一般事務職)。著書に『近現代における茶の湯家元の研究』(慧文社、2012年)、『お点前の研究--茶の湯44流派の比較と分析』(大隅書店、2015年)がある。
井上 治(イノウエ オサム inoue osamu)
1976年生まれ。京都大学大学院文学研究科修了、博士(文学)。京都造形芸術大学准教授。著書に『花道の思想』(思文閣出版、2016年)、『歌・花・香と茶道』(淡交社、2017年)がある。
黒河 星子(クロカワ セイコ kurokawa seiko)
1981年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。京都造形芸術大学非常勤講師。
タイトルヨミ
カナ:エムティエムジェイ
ローマ字:emutiemujei
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