近刊検索 デルタ

2023年3月31日発売

さいはて社

出版社名ヨミ:サイハテシャ

男性育休の社会学

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内容紹介
男性育休取得率向上の先に、われわれは何を目指すべきなのか? 日本、ドイツ、北欧での調査をふまえ、育児をめぐる文化や言説、制度の内容、改正のプロセス、実践について分析し、構造転換に向けて方策を提示する。ジェンダーにとらわれない子育てと夫婦のワーク・ライフ・バランスを模索し続けてきた著者による、集大成的大著。

*推薦の言葉*
ワーク・ライフ・バランスとジェンダー平等の鍵は男性育休にあり。自身も父親である著者が、当事者インタビューと、日本を代表して参加してきた国際共同研究の知見から、みんなが生きやすい社会を提案してくれる、説得力抜群の好著です。 〜 落合恵美子(京都大学大学院文学研究科教授)
目次
はじめに

第1章 問題の所在と理論枠組み
第2章 父親の子育てをめぐる言説・政策・実践
第3章 母親の育児休業と父親の育児休業 ― 量的データから
第4章 ひとりで育休を取った日本の父親たち ― インタビュー調査から
第5章 日本の育児休業制度の特徴 ― ノルウェー・スウェーデン・ドイツとの比較をとおして
第6章 父親の子育てが当たり前の社会とそれを支える仕組み ― スウェーデンとドイツの事例から
第7章 日本の育児休業制度の成立・変遷と父親の取得率向上への取り組み
第8章 男性育休促進のポリティクス ― 課題はなぜ解消されないのか?
第9章 男性育休の構造転換をめざして

おわりに
著者略歴
中里 英樹(ナカザト ヒデキ nakazato hideki)
中里英樹(なかざと・ひでき)著 1967年埼玉県生まれ。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。甲南大学文学部社会学科教授。専門は家族社会学。著書に『論点ハンドブック 家族社会学』(共著、世界思想社)、『育てることの困難』(共著、人文書院)、『〈わたし〉からはじまる社会学 ― 家族とジェンダーから歴史、そして世界へ』(共編著、有斐閣)、訳書に『親の仕事と子どものホンネ』(共訳、岩波書店)などがある。
早川 宏美(ハヤカワ ヒロミ hayakawa hiromi)
早川宏美(はやかわ・ひろみ)装幀・装画 デザイナー/イラストレーター。グラフィックデザイン、イラスト、手書きの文字を活かしたデザインが得意技。本書では、装幀以外に装画および本文デザインも担当している。
タイトルヨミ
カナ:ダンセイイクキュウノシャカイガク
ローマ字:danseiikukyuunoshakaigaku

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