近刊検索 デルタ

2020年3月25日発売

偕成社

出版社名ヨミ:カイセイシャ

紙ひこうき、きみへ

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内容紹介
シマリスのキリリのもとへ、ある朝、飛んできた青い紙ひこうき。「こんにちは。夕方には、そちらにつきます」と書いてあります。ごちそうを作って待っていると、ずっと旅をしているというミケリスのミークがあらわれました。キリリとミークは、なかよしのともだちになって、一緒に楽しい日々を過ごしますが、やがて、ミークが「もう行かなくちゃ」と━━はなればなれになったふたりをつなぐのは、はるか遠くの空へも、風に運ばれていく紙ひこうきでした。
「会いたい」という想いを伝え合う紙ひこうきは、実は、ミークがキリリに贈った不思議なハサミで切り取られた「あるもの」で作られています━━ふたりの心を映すさまざまな色合いの「あるもの」とは、いったい、なんでしょう? だれかとだれかの気持ちををつなぐたいせつなものを、全ページオールカラーのみずみずしい絵とともにさわやかに描いた物語。
著者略歴
野中 柊(ノナカヒイラギ nonakahiiragi)
野中 柊(のなか ひいらぎ) 1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。
木内達朗(キウチタツロウ kiuchitatsurou)
木内達朗(きうち たつろう) 1966年生まれ。国際基督教大学教養学部を卒業後渡米し、イラストレーションの勉強を始める。アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン、イラストレーション科卒業。イギリス・ロイヤルメールのクリスマス切手、ニューヨーク・タイムズ、ボストングローブ、ワシントンポストなどのイラストレーションを手がける。装画を手がけた作品に、池井戸潤氏の半沢直樹シリーズ、下町ロケットシリーズなど。絵本に『氷河ねずみの毛皮』(宮沢賢治作)『あめ ぽぽぽ』『ゆき ふふふ』(東直子作 )『あかにんじゃ』(穂村弘作)『いきもの特急カール』など。ほかに『チキュウズィン』(マンガ作品)『木内達朗作品集TATSURO KIUCHI』がある。講談社出版文化賞さしえ賞受賞。
タイトルヨミ
カナ:カミヒコウキキミヘ
ローマ字:kamihikoukikimihe

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