近刊検索 デルタ

2024年1月23日発売

KADOKAWA

出版社名ヨミ:カドカワ

老人と海

角川文庫
角川文庫
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内容紹介
終戦後間もないキューバ。老漁師サンティアーゴには、もう84日ものあいだ釣果がなかった。幼い頃からサンティアーゴの見習いをしていたマノーリンは、一人前の漁師になったいまもサンチャゴを慕い、漁の心配をしてくれる。サンティアーゴはそんなマノーリンをたのもしく思いながら、自身のプライドも捨ててはいなかった。翌朝、一人で漁に出たサンティアーゴの綱に、見たこともないほど巨大なカジキがかかった。そこから、サンティアーゴとカジキの命を賭けた闘いが始まる。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、サンティアーゴは次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、ついにカジキに勝利し、帰路につくサンティアーゴに、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。
目次
【マノーリンを18-19歳の「若者」とする新解釈で!】
1952年の発表以来、日本では、「相棒」のマノーリンは10歳を少し超えた「少年」として訳されてきた。しかし近年、本当は22歳ほどの「青年」なのではないかとする新説が提起されるようになった。
今回、翻訳家・越前敏弥氏は、これを18~19歳の「若者」とする解釈で、まったく新しい作品の風景を切り開いてみせた。
はたしてマノーリンは何歳なのか? 「正解」はヘミングウェイのみぞ知る。だが、この作品の解釈こそがもっとも自然で、みずみずしく感動的な味わいがあるとの確信をもって――。
著者略歴
ヘミングウェイ(ヘミングウェイ heminguwei)
越前 敏弥(エチゼン トシヤ echizen toshiya)
タイトルヨミ
カナ:ロウジントウミ
ローマ字:roujintoumi

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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