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2022年8月19日発売

講談社

出版社名ヨミ:コウダンシャ

奇跡の小売り王国 「北海道企業」はなぜ強いのか

講談社+α新書
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内容紹介
いま、「北海道企業」が続々日本の小売り業を引っ張る位置に躍進している。
似鳥昭雄氏が北海道・札幌で創業し、家具・インテリア販売で日本一に君臨するニトリは、店舗数800以上、8000億円もの売り上げを誇り、35期連続で増収増益を記録。海外市場への進出も着々と進め、売り上げ3兆円を目標に掲げる。
小売業界で首位を争うのは、ニトリだけではない。
ホームセンターで10年以上にわたって業界首位に立ったDCMホールディングス。
ドラッグストアで僅差の2位のツルハ。
食品スーパー4位のアークス。
さらに、イオングループの「優等生」イオン北海道は単体で3200億円もの売り上げを誇る。
調剤薬局で売り上げ日本一となったアインホールディングス。
顧客満足度コンビニ部門でセブン‐イレブンをしのぎ、11年のうち10回の日本一に輝いたセコマ。「セコマ」ブランドの食品、菓子、乳製品、酒を製造し東京、大阪はじめ全国のスーパー、ドラッグストアで販売している。
なぜこれほど、北海道から「強い小売り企業」が続出するのか。
北海道新聞経済部長を務め、長年業界を取材してきた著者が、その秘密に迫る。
ニトリを創業した似鳥氏、ホーマックの創業者・石黒靖尋氏、アークスの横山清氏、ツルハの鶴羽肇・樹兄弟、マイカル北海道(現イオン北海道)の大川祐一氏、アインの大谷喜一氏、セコマの赤尾昭彦氏など多くの起業家・創業者が、不況下の北海道を舞台に切磋琢磨することによって、「業界トップ企業」をつくりあげてきた。
小さな部品がたった一つ欠けたことで、取り寄せるのに膨大な時間とコストを要する「小売り不毛の地」北海道。そのハンデを克服するために積み重ねた努力が、いま、本州や海外の市場に挑戦する際に北海道企業の「強み」となっている。
「夢とロマン」で駆け抜けた男たちのドラマは、読む者の胸を熱くする。
最高のビジネス書にして、熱気あふれる経済ノンフィクションの名著誕生。
目次
プロローグ 北海道から全国へ
1 岡田卓也氏の予言
『ユニクロ』『ニトリ』の台頭
2 小売業界の主役に躍り出た北海道企業
北海道由来の2社による『島忠』争奪戦/釧路で取り組んだ〈単品管理〉/ジャスト・イン・タイムの商品供給/ニトリとホーマックは〈同志〉だった/なぜ北海道から成長企業が続出?
第1章 1998年の〈北海道現象〉
1 未曽有の金融危機下で輝いた5社
不況下でトップ企業に売り上げ集中/〈購買投票権〉行使が独り勝ち生む/ダントツ企業が5社同時に登場/脱金融依存の象徴
2 生き残った子会社、マイカル北海道
巧みな商品政策で地方百貨店を圧倒/釧路サティの成功が自信に/親会社とも戦ったプロ経営者/ビジョナリストと成果主義者/倒産へのカウントダウン
第2章 〈危機〉を乗り越えて――ツルハとニトリの並走
1 コロナ禍で躍進する〈北海道のビッグ7〉
首都圏に侵攻したもう一つの北海道企業/似鳥氏の経済予測が当たる理由/コロナ禍の半年前にECを強化/〈危機察知能力〉高めた北海道の環境
2 夢とロマンで逆境を乗り越えよ
急拡大市場で覇権争うツルハHD/家業を継ぐ気はなかったが…/アメリカで見たドラッグストアに納得/四半世紀持続させたロマン/日本一目指す”並走者”/30年計画をほぼ正確にクリア/すんでのところで命拾い/〈北海道一〉を飛び越えて/夢を達成しなければ生き残れなかった/道産子流?全国制覇の極意
第3章 〈流通革命〉の旗手
1 2010年代、〈豊かさ〉を得た北海道
チェーンストアがもたらした豊かさとは/究極の寡占市場
2 1960年代、北海道価格を破壊した”学生ベンチャー”
北海道の物価は理不尽に高かった/チェーンストア理論唱えた渥美氏/北大生協の学外店舗から始まった/「地域生協」設立へ/ペガサス理論の新たな申し子
第4章 究極の〈3極寡占市場〉
1 イオンという名の“外資“の上陸
資本の論理に敗れた”ドリームチーム”構想/重かった〈3・9%〉/抵抗2年、ついにイオングループ入り/
2 永遠の宿敵、アークスvsコープさっぽろ
”スーパー”スター経営者/「感動的安さ」支える人間力/SM業界全体の繁栄を/「横山さんと仕事をしたい」/魚かすがスーパーマーケットに化けた/代えのきかぬリーダー
第5章 セブン‐イレブンも勝てなかったコンビニ
1 絶対王者に挑む〈逆転の発想〉
顧客満足度でセブンに勝ち続ける地域コンビニ/ブラックアウト下の〈神対応〉/セブンの上を行く〈変化先取り力〉
2 〈北海道現象〉第6の企業の”急がば回れ”
ツルハと絶妙な棲み分け/調剤薬局経営の特殊性/起業家の本能/〈1580人に1人〉の異才/史上最大の番狂わせ
第6章 ハブ・アンド・スポーク――北海道企業の未来
1 過疎地のセーフティーネット
三重、四重の安全網/筋金入りの過疎地チェーン/21世紀の〈よろずや〉
2 デスティネーションストアへの道
満を持して島忠買収を発表/"後出しじゃんけん”/逆転の買収劇はなぜ成功したか
著者略歴
浜中 淳(ハマナカ ジュン hamanaka jun)
北海道新聞社経済部デジタル委員。 1963年東京生まれ。北海道大学経済学部経済学科卒、1989年北海道新聞社入社。記者として浦河支局、旭川支社報道部、東京支社政治経済部、札幌本社経済部などに勤務。2016年論説委員、2020年札幌本社経済部長を経て、2022年7月から現職。 著書に『ルポ 生協 未来への挑戦』(共著、コープ出版)がある。
タイトルヨミ
カナ:キセキノコウリオウコク ホッカイドウキギョウハナゼツヨイノカ
ローマ字:kisekinokourioukoku hokkaidoukigyouhanazetsuyoinoka

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