近刊検索 デルタ

2023年10月12日発売

講談社

出版社名ヨミ:コウダンシャ

レオナルド・ダ・ヴィンチ 伝説と実像と

講談社学術文庫
講談社学術文庫
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内容紹介
「天才」と呼んだ瞬間に見えなくなる、本当のすごさがわかる!絵画・彫刻・建築・土木・軍事……多岐にわたるその仕事は、しかしほとんどが未完に終わった。彼が生きた同時代において、その名声はかならずしも高いものではなかった。後世にも驚異をもたらすその着想は、実は彼一人の独創ではなく、先達の知見を踏まえてのものだった。では「天才」というのはまったくの虚像だったのか?いや、そうではない。現代の美術史研究による精緻な分析によって、まったくあらたな、一人の類い希なる表現者の姿が立ち上がる!「フレスコ画を描かない画家」だったということにはじまり、ルネサンス期のイタリア各地を転々とする、苦闘と挫折に満ちた創作の人生を追いながら、神格化されたレオナルド像の向こうにある、真価を見いだそうとする試み。夢想家〈ファンタジスタ〉レオナルド・ダ・ヴィンチの実像をたずねる、スリリングで発見に満ちた探究の美術史!*本書の原本は、2003年に角川書店より『レオナルド・ダ・ヴィンチという神話』として刊行されました。【本書の内容】序 章 神格化されたレオナルド第一章 フレスコ画を描かない画家 一 システィーナ礼拝堂の壁画に参加しなかったレオナルド 二 ヴェロッキオ工房で修業したこと、しなかったこと 三 超えられない先輩ボッティチェッリ 四 ≪東方三博士の礼拝≫―先達への挑戦第二章 新天地ミラノでの活動 一 ミラノ着任の経緯 二 素描リストの意味 三 技師・発明家・建築家としての真価第三章 宮廷芸術家の立場と活動 一 舞台美術家としてのレオナルド 二 音楽家・楽器製作者としてのレオナルド 三 スフォルツァ騎馬像制作第四章 最後の晩餐 一 ついに勝ち得た最大の好機 二 ドラマの表現を完成させたレオナルド 三 成功と悲運第五章 夢想家(ファンタジスタ)レオナルド 一 フィレンツェ帰還 二 ≪ジョコンダ(モナ・リザ)≫と晩年のレオナルド 三 絵画による世界の完全な視覚化を目指して参考文献・図版出典一覧図版目録あとがき
著者略歴
片桐 頼継(カタギリ ヨリツグ katagiri yoritsugu)
タイトルヨミ
カナ:レオナルドダヴィンチ デンセツトジツゾウト
ローマ字:reonarudodavinchi densetsutojitsuzouto

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