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2023年10月17日発売

集英社

出版社名ヨミ:シュウエイシャ

「おひとりさまの老後」が危ない! 介護の転換期に立ち向かう

集英社新書
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内容紹介
【老後を控えるすべての人に向けた必読書】いま、日本人の老後が危機に瀕している。介護保険制度から20年以上を経て、度重なる改悪により、介護現場は疲弊し、利用者は必要なケアを受けられなくなりつつある。いったいなぜ、このようなことになったのか。「在宅ひとり死」の提唱者である上野千鶴子と、介護現場に長年関わり続けているプロフェッショナル髙口光子が、お互いの経験と実感をぶつけ合いながら、「よい介護」の本質とあるべき制度を考える。【おもな内容】・「年寄りは生き延びるためには何でも言うんや」・介護アドバイザーという職業・集団処遇からの脱却・公平さが生む画一的な労働・介護と看護の対立はなぜ起こるのか・施設経営の落とし穴・コロナ禍でのケアワークの見える化・小規模施設の未来・現場が声を上げなければ介護は崩壊する・在宅介護の限界って?・質の悪い介護がなくならない理由・日本で静かに始まる「PLAN 75」【介護に関わるプロから絶賛の声!】●石井英寿(宅老所・デイサービス/いしいさん家 代表)マクロもミクロもメソも日本の腐りきったおっさん文化。ケアの値段の安さを戦ってきた上野氏。一方、権力抗争で憔悴した髙口氏。ジェンダーギャップ指数世界125位の現状を垣間見た。●阪井由佳子(デイケアハウスにぎやか 代表)髙口光子は大規模施設の特攻隊長。私は小規模施設の人間魚雷。自分の命をかけて飛び込みそして美しく散る運命なんだろうか?この本を読むと介護が戦争と重なるのはなぜだろう。●佐々木淳(医療法人社団 悠翔会 理事長・診療部長)ケアを守ることは、私たち自身の将来の生命と生活を守ること。「生産性」のために犠牲にしてはならないものは何なのか。介護をめぐる課題の本質を抉り出す、実践と理論、二人の対話。●三好春樹(生活とリハビリ研究所 代表)「対談」というより、「解雇」された介護アドバイザーへの「事情聴取」(笑)。「医療モデル」と「生産性」に抵抗する介護現場の奮闘と課題が見えてくる。【著者略歴】上野千鶴子(うえの・ちづこ) 1948年、富山県生まれ。社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO 法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。著書に『おひとりさまの老後』(文春文庫)など多数。 髙口光子(たかぐち・みつこ) 元気がでる介護研究所所長。病院・介護施設で、リハビリチーム・ケアチームのリーダー、新規事業開発責任者、管理責任者を歴任。著書に『介護施設で死ぬということ』(講談社)ほか。
著者略歴
上野 千鶴子(ウエノ チヅコ ueno chizuko)
髙口 光子(タカグチ ミツコ takaguchi mitsuko)
タイトルヨミ
カナ:オヒトリサマノロウゴ ガアブナイ/カイゴノテンカンキニタチムカウ
ローマ字:ohitorisamanorougo gaabunai/kaigonotenkankinitachimukau

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