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2021年7月20日発売

中央公論新社

世界は広島をどう理解しているか

原爆七五年の五五か国・地域の報道
単行本
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内容紹介
何百万もの人命を救った救世主なのか、無差別に市民を殺戮した戦争犯罪なのか。五大陸、一九四紙――。広島への原爆投下をめぐる報道を精緻に分析。今なお認識・評価が対立する前例のない惨劇を世界のメディアはどう伝えているのか。


【目次】

はじめに(井上泰浩)

1章)救いなのか、大虐殺なのか――世界の原爆史観(井上泰浩)

  *コラム 三人の女性被爆者――世界に届いたメッセージ

2章)アメリカ――ニューヨーク・タイムズと原爆神話の変化、根づいた人命救済(井上泰浩)

3章)イギリス、カナダ、オーストラリア――世論転換と「敵国日本」の記憶(井上泰浩)

4章)フランス――核抑止力と核兵器廃絶のはざまで(大場静枝)

5章)ドイツ、オーストリア、スイス(ドイツ語圏)――記憶の政治と原爆・原発の類似性(ウルリケ・ヴェール)

6章)スペインの回想と糾弾報道、イタリアの忘却(ハヴィエル・サウラス)

7章)中国、台湾、香港――世論と政府の核政策の反映(藤原優美)

8章)韓国――「封じ込め」対「共通の安全」における原爆史観(金栄鎬)

9章)ラテンアメリカ――非核地帯化構想と批判的報道(吉江貴文)

10章)中東アラブ――〈現代の広島〉における関心と苛立ち(田浪亜央江)

11章)ロシア、北欧、アジア、アフリカ(井上泰浩)

12章)原爆報道にみる「核のタブー」(武田悠)

13章)核兵器禁止条約と人道的・段階的アプローチ――「核被災の語り」が拓く人新世の未来(太田育子)

  資料 世界の原爆報道一覧

  編著者、執筆者略歴

  あとがき
著者略歴
井上 泰浩(イノウエヤスヒロ inoueyasuhiro)
広島市立大学国際学部教授。情報通信学会評議員。全国紙記者などを経て現職。ハワイ大学マノア校客員研究員も務めた。ミシガン州立大学博士課程修了(Ph.D. メディア学)。専門はメディアの社会政治的影響、情報通信と社会、米ジャーナリズム。主な著書は『アメリカの原爆神話と情報操作―「広島」を歪めたNYタイムズ記者とハーヴァード学長』(朝日新聞出版、2018年)、『世界を変えたアメリカ大統領の演説』(講談社、2017年)、『メディア・リテラシー―媒体と情報の構造学』(日本評論社、2004年)。
タイトルヨミ
カナ:セカイハヒロシマヲドウリカイシテイルカ
ローマ字:sekaihahiroshimaodourikaishiteiruka

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