近刊検索 デルタ

2020年12月11日発売

東京大学出版会

出版社名ヨミ:トウキョウダイガクシュッパンカイ

政治参加論

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内容紹介
日本人は政治にどう関わってきたのか.政治参加の理論を解説するとともに,第二次世界大戦後,現在に至るまでの日本人の政治参加の特質を実証的に明らかにし,その問題点を浮き彫りにする.名著『政治参加』(1988年)を全面的に刷新.
目次
序 章 政治参加とは何か
1 政治参加の定義
2 政治参加の役割
3 政治参加の形態
4 政治参加の水準
5 政治参加の要因
6 本書の構成

第I部 政治参加の理論

第1章 民主主義と政治参加
1 はじめに
2 政治システムの理論
3 エリート民主主義理論
4 参加民主主義理論
5 民主主義と政治的平等

第2章 社会変動と政治参加
1 はじめに
2 近代化と政治参加
3 政治秩序と政治参加
4 経済的平等と政治参加
5 悪循環の回避――戦後日本の経験
6 ポスト工業化と政治参加

第3章 政治制度と政治参加
1 はじめに
2 ダウンズ・モデルとその含意
3 制度的文脈と投票率
4 国際比較調査データを用いたマルチレベル分析

第4章 誰が政治に参加するのか
1 はじめに
2 政治参加の3要因モデル
3 政治参加者の社会的属性
4 社会階層と政治参加

第5章 参加格差のマクロレベル要因
1 はじめに
2 政治社会の亀裂構造と参加格差
3 政治参加の制度的コストと参加格差

第II部 実証――日本人の政治参加

第6章 日本人の政治参加――比較の視座から
1 はじめに
2 政治参加の形態と水準
3 投票参加者の社会的属性
4 現代日本における政治的不平等

第7章 戦後日本の参加格差構造
1 はじめに
2 政治参加の社会経済的平等性をめぐって
3 日本型参加格差構造の形成
4 「普通の国」へ

第8章 日本型参加格差構造の崩壊
1 はじめに
2 構造変化のメカニズム
3 政治社会の亀裂構造の変化
4 参加の制度的コストの変化

終 章 政治参加論の展望
1 戦後日本の発展と政治参加
2 日本の長期停滞と政治参加
著者略歴
蒲島 郁夫(カバシマ イクオ kabashima ikuo)
熊本県知事/東京大学名誉教授
境家 史郎(サカイヤ シロウ sakaiya shirou)
東京大学大学院法学政治学研究科教授
タイトルヨミ
カナ:セイジサンカロン
ローマ字:seijisankaron

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