近刊検索 デルタ

2022年1月14日発売

東京大学出版会

出版社名ヨミ:トウキョウダイガクシュッパンカイ

政策リサーチ入門 増補版

仮説検証による問題解決の技法
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内容紹介
情報の収集、因果関係の分析、対策の立案・評価、成果のプレゼンと論文・レポート作成まで。社会科学を学ぶ学生、政府・自治体職員、シンクタンク研究員、NPO関係者、市民のための実践的方法論ガイド。演習例を追加、さらに充実のロングセラーテキスト。
目次
序 章 政策リサーチのすすめ――本書の目的と概要
1.政策リサーチとは
2.政策リサーチのタイプ
3.なぜ政策リサーチが必要なのか
4.本書の構成

第1章 リサーチ・クエスチョンをたてる――テーマ選定と研究計画の組立て
1.研究テーマの選定――興味のあることを書き出してみよう
2.「なぜ」の疑問を問う――因果関係の解明
3.よいリサーチ・クエスチョンとは
4.リサーチ・クエスチョンを組み合わせる
5.クエスチョンをたてる際に留意すること
6.現状確認型のリサーチ・クエスチョン
7.まとめ――リサーチ・クエスチョンの重要性

第2章 仮説をたてる――政策課題の因果関係を想定する
1.仮説とは
2.仮説のたて方
3.因果関係を明示する
4.鍵概念の定義と操作化
5.指標
6.現状確認型リサーチの方法
7.まとめ――仮説をたてる際の注意点

第3章 資料・データを収集する――文献リサーチの方法論
1.文献リサーチの意義
2.文献リサーチの方法
3.論文・書籍の検索
4.論文・書籍の入手
5.インターネットの利用
6.インタビュー
7.データの収集方法
8.まとめ――文献リサーチを行う時期

第4章 仮説を検証する――条件制御のロジックを理解する
1.実験
2.比較(少数の事例を比べる)
3.統計的な検証(多数の事例を比較する)
4.ひとつの事例の詳細な追跡
5.仮説が検証されるとは
6.検証結果をどう扱うか――一般化と解釈
7.まとめ――どの方法を選ぶか

第5章 リサーチ結果をまとめ、伝える――プレゼンテーションの技法
1.リサーチ結果のまとめ
2.論文・報告書の執筆
3.口頭発表の方法――準備のための一般的な心構え
4.PowerPointを用いたプレゼン――スライドの作り方
5.リハーサルと本番の心構え
6.まとめ――プレゼンテーションのすすめ

第6章 リサーチ結果を政策化する――特定した因果関係に基づく政策提言・評価
1.政策分析の手順
2.政策手段にはどのようなものがあるか
3.どの手段を使うか
4.政策評価の基礎
5.まとめ――政策立案技法の活かし方

おわりに

演習例1 自転車事故の原因探究――リサーチ・クエスチョンと仮説の設定
演習例2 景観保全の成功条件抽出――比較を用いた検証
演習例3 治安悪化の要因分析――統計分析を用いた検証
演習例4 広告景観規制の実施分析――総合的リサーチ

参考――自治体政策研修の時間割(例)
著者略歴
伊藤 修一郎(イトウ シュウイチロウ itou shuuichirou)
学習院大学法学部教授
タイトルヨミ
カナ:セイサクリサーチニュウモン
ローマ字:seisakurisaachinyuumon

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