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2020年8月12日発売

東京大学出版会

近代日本の統治と空間 私邸・別荘・庁舎

私邸・別荘・庁舎
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内容紹介
東京を中心とする国家統治の空間秩序はいかにして完成したのか.本書は,山県有朋など統治を担うエリートの活動の場――私邸,別荘,庁舎――の変容を辿り,1930年代に統治の政策形成・決定が現在のように都心部で完結するようになる過程を描き出す.膨大な資料を駆使した「空間と政治」研究の最先端.
目次
序 章 政治と空間
     第一節 「政治=空間」という視点
     第ニ節 分析概念
     第三節 本書の位置づけと分析視角

第一章 国家統治の中心の確立――皇城から宮城へ
     第一節 奠都――国家スケールの中心移動
     第ニ節 皇城の誕生
     第三節 仮皇居の時代――不安定な中心
     第四節 宮城の完成と人々の定着
     第五節 地方都市への転写

第二章 邸宅と政治動態
     第一節 明治初期東京に於ける統治エリート
     第ニ節 邸宅の分散
     第三節 〝地方からの手〟の発生と様態
     第四節 第二世代の登場と空間的挑戦

第三章 統治エリートの邸宅利用――山県有朋を中心に
     第一節 山県有朋とその邸宅を扱うにあたって
     第ニ節 椿山荘
     第三節 無隣庵の成立
     第四節 遠隔本邸としての古稀庵
     第五節 邸宅の使い方――無隣庵を中心に
     第六節 統治エリートの邸宅利用

第四章 別荘地
     第一節 統治エリートの別荘地
     第ニ節 熱海
     第三節 大磯――「政界の奥座敷」の実相
     第四節 軽井沢
     第五節 興津

第五章 政党とその空間
     第一節 東京への定着
     第ニ節 政党活動の都市空間
     第三節 政党指導者の邸宅とその利用
     第四節 政党政治の変態性――浜口雄幸を例に

第六章 空間秩序の完成――大臣官邸を中心に
     第一節 『職員録』と大臣官邸――三つの時代区分
     第ニ節 官邸未整備の時代――私邸中心から官邸整備へ
     第三節 官邸中心の時代
     第四節 官僚とその空間
     第五節 庁舎中心の時代
     第六節 総理大臣官邸
     第七節 大衆運動の政治=空間

終 章 政治=空間と公私の政治


Government and Spaces in Prewar Japan:
Houses, Villas and Offices of Political Elites
Shin SATO
著者略歴
佐藤 信(サトウ シン satou shin)
東京都立大学法学部准教授
タイトルヨミ
カナ:キンダイニホンノトウチトクウカン
ローマ字:kindainihonnotouchitokuukan

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