近刊検索 デルタ

2021年4月12日発売

東京大学

外国人看護師

EPAに基づく受入れは何をもたらしたのか
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内容紹介
EPA(経済連携協定)に基づく外国人看護師(フィリピン・インドネシア・ベトナム)について,EPAの締結の経緯,日本語教育制度,受け入れ側の対応など,日本の保健医療福祉を現場にどのように外国人看護師は導入され,現状はどのように運営されているのか,多角的な視点から分析する.
目次
はじめに(平野裕子,米野みちよ)

序 章 外国人看護師と,送出し国,受入れ国の現状(平野裕子)

I部 外国人看護師の受入れとEPA制度
第1章 二国間経済連携協定の締結の経緯と来日を目指す外国人看護師たち(大野 俊,比留間洋一)
第2章 EPAプログラムと日本語教育の諸相(米野みちよ)
第3章 文化によって異なる看護の「正解」――国家試験の模擬試験分析から(平野裕子)

II部 外国人看護師の日本での生活
第4章 インドネシア人看護師らをめぐる摩擦と共生,生活適応――来日初期を中心に(平野裕子,スシアナ・ヌグラハ)
第5章 温かい支援と厳しい現実――日本で働くフィリピン人看護師たち(コラ・アニョヌエボ/米野みちよ訳)
第6章 介護職になった看護師たち(平野裕子,カトリーナ・ナヴァロ,スシアナ・ヌグラハ)

III部 EPA制度に基づく外国人看護師の受入れを問いなおす
第7章 受入れ例から見たEPA外国人看護師・介護職――10年後の経済評価(坪田邦夫)
第8章 経済連携協定と看護師の国際移動――[ダブルスタンダード雇用〕をめぐって(平野裕子)

IV部 外国人看護師の帰国とポストEPA
第9章 帰国者に見るEPA制度の課題――帰国理由・滞在満足度・帰国後の現状の分析を中心に(平野裕子,米野みちよ,比留間洋一,スシアナ・ヌグラハ)

終 章 おわりにかえて――コロナ禍と外国人看護師(平野裕子,米野みちよ)


Foreign Nurses Working in Japan:
Assessments of the EPA Program
Yuko OHARA-HIRANO and Michiyo YONENO-REYES, Editors
著者略歴
平野 裕子(ヒラノ ユウコ hirano yuuko)
長崎大学生命科学域保健科学系教授
米野 みちよ(ヨネノ ミチヨ yoneno michiyo)
東京大学東洋文化研究所准教授
タイトルヨミ
カナ:ガイコクジンカンゴシ
ローマ字:gaikokujinkangoshi

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