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2020年11月2日発売

東京大学出版会

出版社名ヨミ:トウキョウダイガクシュッパンカイ

コンパクトシティのアーバニズム

コンパクトなまちづくり,富山の経験
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内容紹介
さまざまな機能を集約し,経済活動を活性化させ,持続可能なまちづくりを目指すコンパクトシティ.富山市は20年近くにわたり「コンパクトなまちづくり」を推進してきた.その原点と軌跡,そして現在を考察する.人口減少社会における有効な都市政策の姿がここにある.
目次
はじめに(中島直人)

1 なぜ,富山市のコンパクトシティ政策なのか
   1.1 富山型コンパクトシティが与えたインパクト(高柳百合子)
   1.2 富山市における「コンパクトなまちづくり」の展開(中島直人)
   1.3 本書の構成(中島直人)

2 「コンパクトなまちづくり」の誕生                           
   2.1 富山のコンパクトな原風景(佐野浩祥・中島直人)
   2.2 戦後における都市化の進行と都市政策の変遷(宮下貴裕) 
   2.3 2000年時点での非コンパクトな都市、富山(野上正行) 
   2.4 コンパクトな街づくり研究会と「コンパクトなまちづくり」の誕生(深谷信介)
   2.5 富山ライトレールと「コンパクトなまちづくり」の初動形成(深谷信介)
   インタビュー1 「コンパクトなまちづくり」の原点を語る(森 雅志・中川 大)

3 「コンパクトなまちづくり」を具体化する施策の展開
   3.1 「お団子と串」の計画概念の整理(永野真義)
   3.2 結節点としての富山駅と周辺のリニューアル(佐鳥蒼太朗)
   3.3 中心商業地区:総曲輪周辺における都市再生事業の展開(仙石 宇)
   3.4 都心地区(まちなか)での居住推進プロジェクト(永野真義)
   3.5 公共交通利用促進と公共交通沿線拠点育成(森崎慎也)
   3.6 地域維持とライフスタイルを多様にする選択肢の提供(沼田康佑)
   補論1 データ重視のまちづくりからスマートシティへの展開(高柳百合子)
   補論2 富岩運河環水公園の誕生(佐野浩祥)

4 「コンパクトなまちづくり」で育まれゆく都市生活のスケッチ
   4.1 都市構造評価(マクロ)と拠点評価(ミクロ)を接続する試み(高柳百合子)
   4.2 まちなか高頻度利用者たちの日常行動パタンの可視化(沼田康佑)
   4.3 オープンエア型公共空間の創成と周辺変化:ひとのアクティビティの変容を背景に(山下裕子)
   4.4 まちなかに生まれた市民活動 大手モールでの20年の取り組みとその軌跡(阿久井康平)
   4.5 文化型地域生活拠点での「ついで」活動(永野真義)
   4.6 市民主体のお団子まちづくりの現在地(永野真義)
   補論3 メルボルンの「コンパクトシティ」と「リバブルシティ」(永野真義)
   インタビュー2 「コンパクトシティ」の成果を語る(森 雅志・中川 大)

5 「コンパクトなまちづくり」の経験から何を学ぶか(中島直人)

あとがき
著者略歴
中島 直人(ナカジマ ナオト nakajima naoto)
東京大学大学院工学系研究科准教授
高柳 百合子(タカヤナギ ユリコ takayanagi yuriko)
富山大学都市デザイン学部准教授
永野 真義(ナガノ マサヨシ nagano masayoshi)
東京大学大学院工学系研究科助教
富山アーバニズム研究会(トヤマアーバニズムケンキュウカイ toyamaaabanizumukenkyuukai)
タイトルヨミ
カナ:コンパクトシティノアーバニズム
ローマ字:konpakutoshitinoaabanizumu

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