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2021年4月26日発売

医学書院

呼吸器ジャーナル Vol.69 No.2 : エキスパートが教える 呼吸器内視鏡診療―実地臨床で役立つ秘訣―

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内容紹介
 呼吸器診療において、内視鏡(気管支鏡、胸腔鏡)による診断・処置治療は不可欠であり、専門医を目指す先生は呼吸器内視鏡を学び、自身で施行できる能力を身につける必要がある。呼吸器内視鏡に関するテキストはいくつかあるが、教科書的な内容であるため、若手医師が実施にあたって抱く不安や疑問点に充分対応できていない部分がある。本書では、主に呼吸器科の専攻医、若手勤務医を対象として、実際に呼吸器内視鏡診療に精力的に携わっているエキスパートから実地臨床での診療内容を述べてもらうと共に、「呼吸器内視鏡が上手くなるための秘訣」を伝えてもらうことを主眼とした。 本書の概略を説明すると、第Ⅰ章「気管支鏡検査」では、「基本手技と気管支鏡操作の秘訣」で、標準的な基本手技と気管支鏡が上手い人と言われるためのコツ、「新しい気管支鏡所見分類の使い方」では、改定分類の要点と実際の症例を用いての使用方法、「気管支枝読みの実際」では、CTから病変までの気管支の枝読みを行う方法が記載されている。「気管支鏡専門医を育てるための指導法」では、指導医の立場から実際にどのようなステップを踏んで研修医、専攻医を指導しているかが述べられている。 第Ⅱ章「気管支鏡診断」では、「中枢病変の気管支鏡診断」で特殊光観察、「末梢肺病変の気管支鏡診断」でEBUS-ガイドシース法、「リンパ節病変の気管支診断」でEBUS-TBNA、「びまん性病変の気管支鏡診断とクライオ生検の導入」で気管支肺胞洗浄、経気管支肺生検、クライオ生検が取り上げられ、各手技の詳細と診断率を上げ合併症を減らすための工夫が述べられている。近年保険適応となった末梢病変に対するナビゲーションに関しても「VBNの実際と問題点」、「電磁ナビゲーション(EMN)」で各成績と操作方法が具体的に記載されている。さらに「呼吸器内視鏡検体の取り扱い―がんゲノム診療への対応」では、どのような内視鏡検体を採取すべきか病理医の立場で解説されている。 第Ⅲ章「気管支鏡治療」では、「EWSで肺瘻・気管支瘻を治療する秘訣」、「気管支サーモプラスティの実際」に、初学者でも確実に各内視鏡治療を行うための方法が記載されている。「硬性鏡、ステント留置を自施設で行えるようにするには」では、地方病院が呼吸器インターベンション病院になるまでの経験が述べられており、専門医でも参考になる。さらに「慢性閉塞性肺疾患に対する最新の内視鏡治療」では海外の各手技が紹介されている。 第Ⅳ章の「局所麻酔下胸腔鏡」では、「局所麻酔下胸腔鏡のコツ」と「局所麻酔下胸腔鏡所見分類」で、新しくできた所見分類を使った診断、および治療手技が具体的に述べられている。 本書の内容は、最新で呼吸器内視鏡診療のほぼ全てをカバーしており、若手医師のみならず呼吸器内視鏡診療に従事しているすべての医師にも役立つものと考える。
著者略歴
浅野 文祐(アサノフミヒロ asanofumihiro)
タイトルヨミ
カナ:コキュウキジャーナル エキスパートガオシエル コキュウキナイシキョウシンリョウ ジッチリンショウデヤクダツヒケツ
ローマ字:kokyuukijaanaru ekisupaatogaoshieru kokyuukinaishikyoushinryou jicchirinshoudeyakudatsuhiketsu

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