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2018年8月9日発売

大月書店

性教育はどうして必要なんだろう?

包括的性教育をすすめるための50のQ&A
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内容紹介
性教育の停滞の原因が何か、性と家族をめぐる争点を明確にし、国際セクシュアリティ教育ガイダンスに基づく性教育の要点を解説。
目次
はじめに――いま性教育が注目されるわけ(艮香織)


Ⅰ 性教育はどうして必要なんだろう?

 Q1 中高生・10代の性行動・性意識の実態は、この20年でどう変化している?(浅井春夫)
 Q2 中高生・10代の人工妊娠中絶、出産、性感染症の現状は?(北村邦夫)
 Q3 性教育を積極的に進めると、子どもたちの性行動を活発にするというのは本当?(村末勇介)
 Q4 性教育で「性交のハウツーを教えている」と反発する人にどう説明したらよい?(村末勇介)
 Q5 教育委員会の「学習指導要領を踏まえて」「学習指導要領からの逸脱」をどう考える?(関口久志)
 Q6 現行の学習指導要領では本当に中学生に性交、避妊、中絶を教えられないの?(田代美江子)
 Q7 「学習指導要領を踏まえた」性教育だと性交、避妊、HIVをどう教えるの?(関口久志)
 Q8 性教育の実践が大バッシングされた七生養護学校の事件とは?(日暮かをる)
 Q9 「こころとからだの学習」裁判では何が争われ、どういう判決だったの?(中川重徳)
 Q10 都議会文教委員会で再び性教育の実践を標的にした質問・答弁とは?(水野哲夫)
 Q11 古賀質問で標的にされた性教育実践の内容と、生徒・保護者の受け止めは?(水野哲夫)
 Q12 文部科学省や自治体の性教育についての方針や政策とは?(浅井春夫)
 Q13 教育委員会が本来果たすべき役割とは?(及川英二郎)

 COLUMN――包括的性教育を学ぶ参考文献


Ⅱ 国家はなぜ家族と性に強い関心をもつのだろう?

 Q14 障がいのある人の性や家族についてはどう考える?(中川千文)
 Q15 最近は行政でも流行りの「婚活」「妊活」。性や出産についての行政の指針は?(中川千文)
 Q16 文部科学省や自治体の性の多様性を認めるとりくみをどう考える?(鶴田敦子)
 Q17 憲法には家族についてどう書かれている? 同性婚は認められないの?(中川千文)
 Q18 家族は社会の単位なので戸籍があるのは当たり前では? 世界の国々は違うの?(齊藤弘子)
 Q19 選択的夫婦別姓が実現しないのはどうして?(齊藤弘子)
 Q20 親子断絶防止法案とはなに? DV防止法や児童虐待防止法とどういう関係?(鶴田敦子)
 Q21 家庭教育支援法案や家庭教育支援条例にはなにか問題があるの?(知識明子)
 Q22 教育の第一義的責任を果たしていない家庭が増えていることが問題なのでは?(知識明子)
 Q23 憲法24条の改正もめざしている自民党は、家族についてどう考えているの?(齊藤弘子)
 Q24 「道徳」「公共」「家庭科」の新学習指導要領では、家族についてどう書かれている?(齊藤弘子)
 Q25 自民党政権や支持者たちが性教育や家庭科教育をバッシングするのはなぜ?(鶴田敦子)

 COLUMN――道徳と性教育はどう向き合えるか


Ⅲ 包括的性教育をすべての子どもたちに

 Q26 「包括的性教育」はこれまでの性教育とどう違うの?(田代美江子)
 Q27 『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』とはどういうもの?(浅井春夫)
 Q28 「包括的性教育」は『ガイダンス』でどう説明されているの?(浅井春夫)
 Q29 「包括的性教育」の考え方は日本の性教育でどこまで受け入れられているの?(金子由美子)
 Q30 「包括的性教育」に反対する人はいるの? その理由は?(堀川修平)
 Q31 「ジェンダー(フリー)教育」と「包括的性教育」はどういう関係にあるの?(金子由美子)
 Q32 『ガイダンス』を学校・福祉・医療・保健分野で活用するための環境や条件とは?(星野恵)
 Q33 すべての子どもたちに性を学ぶ権利を保障するには、どんな研究運動が必要?(北山ひと美)
 Q34 『ガイダンス』では性交や妊娠・中絶はどの年齢段階で学習するの?(楢原宏一)
 Q35 教科としての「道徳」で、性教育の観点からの実践はできる?(田代美江子)
 Q36 「包括的性教育」をふまえた「中学校学習指導要領 保健体育編」の課題とは?(中野久恵)
 Q37 東京都教育委員会編集の『性教育の手引』はどんな内容?(渡辺大輔)
 Q38 『ガイダンス』には障がいをもった人の性教育はどう書かれている?(伊藤修毅)

 COLUMN――TRY it With 性教協!


Ⅳ 世界の流れと日本のいま、これからの課題

 Q39 国際社会で人権と性のテーマはどう扱われているの?(艮香織)
 Q40 韓国の性や性教育に関わる状況は?(朴惠貞)
 Q41 同性婚に向けた動きが具体化している台湾の性や性教育に関わる状況は?(渡辺大輔)
 Q42 アメリカの政策が国際社会の性と人権に及ぼす影響とは?(勝部まゆみ)
 Q43 必修になっているフィンランドの性教育の内容とは?(橋本紀子)
 Q44 西ヨーロッパで出生率が最も高いフランスの性や性教育に関わる状況は?(橋本紀子)
 Q45 『ヨーロッパにおけるセクシュアリティ教育スタンダード』はどんな内容?(池谷壽夫)
 Q46 日本の性教育の現状は国際社会からどう見られている?(艮香織)
 Q47 宗教的な理由で性教育に反対する人もいます。宗教と性教育の関係をどう考える?(浅井春夫)
 Q48 学校で始まった多様な性に関するとりくみについて、前進した部分と今後の課題は?(遠藤まめた)
 Q49 日本で包括的性教育を進めていくために必要な環境と条件とは?(水野哲夫)
 Q50 包括的性教育にとりくむときに活用できる制度は?(艮香織)


  まとめにかえて(浅井春夫)
著者略歴
浅井 春夫(アサイ ハルオ)
立教大学名誉教授、“人間と性”教育研究協議会代表幹事。主な著作に『〈施設養護か里親制度か〉の対立軸を超えて――「新しい社会的養育ビジョン」とこれからの社会的養護を展望する』(編著、2018年、明石書店)『国際セクシュアリティ教育ガイダンス――教育・福祉・医療・保健現場で活かすために』(共訳、2017年、明石書店)など多数。
艮 香織(ウシトラ カオリ)
宇都宮大学教員、“人間と性"教育研究協議会幹事。主な著作に『ハタチまでに知っておきたい性のこと』(共著、初版2014年、第2版2017年、大月書店)、『国際セクシュアリティ教育ガイダンス――教育・福祉・医療・保健現場で活かすために』(共訳、2017年、明石書店)など。
鶴田 敦子(ツルタ アツコ)
子どもと教科書全国ネット21代表委員、元聖心女子大学教授。主な著作に『原発を授業する――リスク社会における教育実践』(2013年、旬報社)『家庭科の本質がわかる授業1~3』(共著、2010年、日本標準)など。

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