近刊検索 デルタ

2018年11月17日発売

大月書店

「雑」の思想

世界の複雑さを愛するために
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内容紹介
現代社会が否定してきた「雑」なるものの中に、多様性や民主主義の根を見出し、市場主義や「生産性」に代わる価値を模索する。
目次
はじめに……辻 信一
 
第1章 「弱さ」から「雑」へ
 複雑なものを複雑なままで
 相模原事件に「雑」を見る
 「雑」へと抜けだす介護
 「雑」を捨てさる危険性
 生きること自体が雑である

第2章 「雑」なる民主主義・「雑」なるエコロジー
 空のかなたでなく、足下にある
 民主主義は「雑」なんだ
 ローカルに息づく「雑」
 「雑」の研究の道筋
 「雑」は調和である

第3章 座談で「雑」を広げる・深める(田中優子×山崎亮×高橋源一郎×辻信一)
 「雑」なる世界、江戸の豊かさ
 コミュニティは「雑」そのもの
 ぼくらはもともと「雑」をもっていた
 「雑」の思想と「シェア」の経済
 いつも「雑」を忘れないでいる

第4章 「雑」に向き合う宗教・「雑」を取り入れる経済
 親鸞が向き合った「雑」
 還元主義に抵抗する「雑」
 雑の権化、南方熊楠
 「雑」を受け入れる女性と植物

第5章 「雑」の思想は深まり広まる
 「雑」としての限界芸術
 「雑」、その美しきカオス
 「雑」の発想で経済を見直す
 ぼくたちを人間にしてくれる原理

おわりに……高橋源一郎
著者略歴
高橋 源一郎(タカハシ ゲンイチロウ)
作家、明治学院大学教授。『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞。近著に『ゆっくりおやすみ、樹の下で』(朝日新聞出版)、『今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇』(講談社)。
辻 信一(ツジ シンイチ)
文化人類学者、明治学院大学教授。「ナマケモノ倶楽部」世話人、「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表。『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社ライブラリー)、 『降りる思想』『弱さの思想』(ともに共著、大月書店)、『GNH』(編著、大月書店)ほか著書多数。 http://www.sloth.gr.jp/tsuji/

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