近刊検索 デルタ

2021年3月17日発売

株式会社音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

歌の本

歌の好きな人と歌が苦手なあなたに
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
大学・大学院受験、留学、現在教師になってからも「歌うこと」を勉強してきた筆者の、経験と実践から生み出された「歌がうまくなる」コツの集大成。実際に歌の実技を教えていてみるみる上手くなった方法を、惜しげもなく公開する。声楽の生徒や合唱団の指導に応用すると、音楽が飛躍的に変わっていった実際のレッスンをふまえ、無駄な時間をかけず確実に達成させるにはどうしたらいいか、その方法=歌の解釈から練習、完成、発表までを文章で分かり易くまとめた。教える人も、習っている人にも教科書となるもの。単なる発声本でなく、歌の魅力と深さにも触れる本。
目次
第1章:ヴィジョン編~解釈の深め方 「歌」とはなにか?~ シューベルトとウェルナーの《野ばら》~《上を向いて歩こう》のヴィジョン~《翼をください》のヴィジョン~《赤とんぼ》のヴィジョン~《Caro mio ben》のヴィジョン~《An die Musik》のヴィジョン~「スタニスラフスキー・システム」について~「音楽性」を鍛える練習 ①コンコーネ50番を使って ②コールユーブンゲンを使って~「違う」に気付く魔法の言葉~「マリア・カラス」について~様式(スタイル)の本質である「よい趣味」への提言

第2章:技術編 楽典の復習的補足~拍子の名前と構造の整理~「移動ド」と「固定ド」~楽語について①②~「楽譜を読む」という行為の意味~簡単な発声の話①②~滑舌について~ジラーレgirareについて~「ジラーレ」と軟口蓋について~レガートLegatoについて~日本語の「ん」について~鼻濁音について
~「腹式呼吸」について~「ヴェリズモ」以前と以降の発声の「進化」~「練習の目的」とは?

第3章:統合編 「演奏」への転換~「ヴィジョン」の醸成から「歌」へ~「サッバッティーニ・メソード」の真価~音楽にとって一番大切なこと~音楽における「遠近法」について~「雑念」を払う~雑念を払った後に

<コラム:閑話休題>「音痴」について/「才能」について/「オセロ」と「オテロ」の比較~音楽がすること/「メロ先」について/日本人のリズム感/楽譜を読めないこと/「ベル・カント」について
著者略歴
國土 潤一(コクド ジュンイチ kokudo junichi)
昭和31年東京生まれ。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程(独唱テノール専攻)修了。旧西ドイツ国立デトモルト音楽大学に留学。帰国後は、声楽家としての活動のほか、「レコード芸術」、「音楽の友」誌を中心とした音楽評論、合唱指揮の分野でも活動している。東京学芸大学、武蔵野美術大学、文化学園大学、放送大学埼玉センター各講師。(公財)三菱UFJ信託芸術文化財団理事。出光音楽賞推薦委員。文化庁の各種委員も務める。
タイトルヨミ
カナ:ウタノホン
ローマ字:utanohon

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
シネシネナンデダ日記
本物の狂気はあんまり格好よくないです(著者)

-- 広告 -- AD --

國土 潤一 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。