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2020年12月18日発売

株式会社音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

ピアニストを生きる――清水和音の思想

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内容紹介
「ピアノを弾くのが嫌い。だけど、音楽は好きだった」、「ピアニストであることにいつも抵抗していた」、「他人の言うことはなにも聞きたくない」、「面白おかしい人生が送れたらいい」、「天才だけに権利があるわけではない」、「作曲家の偉大さからみたら、演奏家はちっぽけな存在だよ」、「ピアニストこそは真の男である」、「ずっと夢のなかで生きている」――。
1981年、20歳でロン=ティボー国際コンクールで優勝してセンセーショナルなデビューを飾って以来、30年以上にわたって第一線で存在感を示してきた清水和音が、長年のピアニスト人生を通じて貫く音楽家としての姿勢、作品との対峙のしかた、演奏の思想などを中心に、率直な口調でわかりやすく、広い層の聴き手や読み手に語りかける。還暦を迎えた正統派ピアニストが本音で語る「音楽と人生を深く愛するための一冊」。『音楽の友』の人気連載「和音の本音」(ききて:青澤隆明)、待望の書籍化。
目次
本当の音、ほんとうのこと。――まえがきにかえて 青澤隆明

Ⅰ ピアニストとして生きてきて THOUGHT 1
Ⅱ 生い立ちからデビューまで LIFE 1
Ⅲ ピアニストは音で語る THOUGHT 2
Ⅳ コンサート、苦難と葛藤の日々 LIFE 2
Ⅴ 演奏家という仕事 THOUGHT 3
Ⅵ ヨーロッパの宝物を扱うこと――20世紀を生きて LIFE 3
Ⅶ 教えること、教わること――教育の現場から EDUCATION
Ⅷ これまでも、これからも THOUGHT 4

夢のつづき――あとがきにかえて 清水和音
著者略歴
清水 和音(シミズ カズネ shimizu kazune)
ピアニスト。1960年東京生まれ。少年時代には三浦浩氏に、ジュネーヴ音楽院ではルイ・ヒルトブラン氏に師事。1981年ロン=ティボー国際コンクール優勝。ロジェストヴェンスキー指揮ロンドン響、ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管、アシュケナージ指揮シドニー響など、内外の著名オーケストラや指揮者と多数共演。室内楽でも活躍。ソニーミュージックやオクタヴィア・レコード等から多くの録音をリリース。桐朋学園大学・大学院教授。
青澤 隆明(アオサワ タカアキラ aosawa takaakira)
音楽評論家。1970年東京生まれ、鎌倉に育つ。東京外国語大学英米語学科卒。高校在学中からクラシック音楽専門誌等で執筆、一般紙誌にも広く寄稿。音楽や文学をめぐる評論、インタヴュー、解説のほか、コンサートの企画制作や放送番組の構成も多く手がける。主な著書に『現代のピアニスト30-アリアと変奏』(ちくま新書)、ヴァレリー・アファナシエフとの『ピアニストは語る』(講談社現代新書)など。
タイトルヨミ
カナ:ピアニストヲイキルシミズカズネノシソウ
ローマ字:pianisutooikirushimizukazunenoshisou

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