近刊検索 デルタ

2022年12月23日発売

株式会社音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

女声合唱とピアノのための 風

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
演奏時間6分ほどの単一楽章の女声合唱曲。ジャーナリストとして活躍後、作家・詩人として、社会が抱える闇を鋭く切り取り訴え続ける、辺見庸による人間の「死」をテーマとする詩(詩集『生首』より(毎日新聞社))が題材。死後の世界で視えるという「風の根っこ」を想像しながら、物語は進む。刺激的なことばの数々が、信長貴富により描かれた瑞々しい音づかいによって、爽やかな語り口で歌われる作品。人間誰しもが経験する「死」という内容から世代を選ばず、コンクールの自由曲としてだけでなく、演奏会など様々な場面で演奏効果を発揮するだろう。
著者略歴
辺見 庸(ヘンミ ヨウ henmi you)
小説家、ジャーナリスト、詩人。元共同通信記者。宮城県石巻市出身。宮城県石巻高等学校を卒業後、早稲田大学第二文学部社会専修へ進学。同学を卒業後、共同通信社に入社し、北京、ハノイなどで特派員を務めた。北京特派員として派遣されていた1979年には『近代化を進める中国に関する報道』で新聞協会賞を受賞。1991年、外信部次長を務めながら書き上げた『自動起床装置』を発表し第105回芥川賞を受賞。
信長 貴富(ノブナガ タカトミ nobunaga takatomi)
作曲家。1994年上智大学文学部教育学科卒業。1994・95・99年朝日作曲賞(合唱曲)受賞。1998年奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位。2001年日本音楽コンクール作曲部門(室内楽曲)第2位。主な作品に「初心のうた」、「廃墟から」、「百年後―タゴールの三つの詩―」、「くちびるに歌を」、「Anthology」などがある。合唱作品のほかに、歌曲、室内楽、邦楽器のための作品など多数出版されている。
タイトルヨミ
カナ:カゼ
ローマ字:kaze

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
泣くな、わが子よ
ノーベル賞候補であり続ける文学者の代表作

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。