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2020年5月30日発売

笠間書院

源氏物語の人々

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内容紹介
華やかな恋愛や優雅な貴族社会の描写が魅力の源氏物語。しかし、そこには人と人がかかわることの難しさやむなしさなど、現代の私たちにも通じる悩みや心の動きがあった。

<内容説明>
光源氏や紫上はいかなる想いを抱え、どのように世間とかかわっていたのか。
『源氏物語』の登場人物の行動や感情表現にスポットを当てた、新しい視点の解説書。
主人公である光源氏や紫上をはじめとした華やかな女君から、個性豊かな脇役や悪役まで……。
物語を彩るいきいきとした登場人物たちの振る舞いにはどんな思いが込められ、それらがどのように作品世界を豊かにしていたのか。
「まめ人」、「異端者」、「世評意識」、「心象風景」、「語り手の評定」といったキーワードをもとに多角的に読み解いていく。
長年にわたり源氏物語と向き合ってきた著者が、古典文学の名著の新しい楽しみ方を提示する一冊。
<目次>


第一章 源氏物語の人々の役向き
●源氏物語のまめ人たち(一)
はじめに/まめ人源氏の歩み/末摘花への対応/花散里への対応/愛しき女君たちへの対応/多くの人々への対応/光君の映像
●源氏物語のまめ人たち(二)
はじめに/まめ人夕霧(一)(二)/まめ人薫(一)(二)(三)/薫の罪の浄め
●源氏物語の異端者たち
はじめに/継続的脇役たち 女の場合(一)(二)/一時的脇役たち 女の場合/一時的脇役たち 男の場合/主要人物たち(一)(二)/悪しき役向きの人々

第二章 源氏物語の感情表出
●源氏物語の感情表出の方途
はじめに/色にも出さず/知らず顔、見知らぬ顔/つれなく、おいらかに/無言、寡黙/感情の漏洩/紫上の女人論/宮仕え女房の処世
●源氏物語の人々の世評意識(一)
はじめに/限られた空間での耳目/やや広範囲での耳目/世の人々の耳目(一)(二)/世評との共存
●源氏物語の人々の世評意識(二)
はじめに/浮き名/人笑へ、人笑はれ/世評の予測と防衛(一)(二)/出家への憚り
●源氏物語の人々の世評意識(三)
はじめに/世評への不服従(一)(二)/世評の予測と転換/世評の標的、実態/世評の伝播/将来への展望

第三章 源氏物語の心象風景
●源氏物語の人々の不似合な心象風景(一)
はじめに/女君たち(一)(二)/男君たち/人間の性
●源氏物語の人々の不似合な心象風景(二)
はじめに/女房たちの視線(一)(二)/男君の従者たちの視線/帝への視線/素朴な人間感情の流露
●源氏物語の語り手の評定
はじめに/省筆の弁/源氏への評定/匂宮と薫への評定/他の男君たちへの評定/女人たちへの評定/虚構世界と現実世界との往来

あとがき
目次


第一章 源氏物語の人々の役向き
●源氏物語のまめ人たち(一)
はじめに/まめ人源氏の歩み/末摘花への対応/花散里への対応/愛しき女君たちへの対応/多くの人々への対応/光君の映像
●源氏物語のまめ人たち(二)
はじめに/まめ人夕霧(一)(二)/まめ人薫(一)(二)(三)/薫の罪の浄め
●源氏物語の異端者たち
はじめに/継続的脇役たち 女の場合(一)(二)/一時的脇役たち 女の場合/一時的脇役たち 男の場合/主要人物たち(一)(二)/悪しき役向きの人々

第二章 源氏物語の感情表出
●源氏物語の感情表出の方途
はじめに/色にも出さず/知らず顔、見知らぬ顔/つれなく、おいらかに/無言、寡黙/感情の漏洩/紫上の女人論/宮仕え女房の処世
●源氏物語の人々の世評意識(一)
はじめに/限られた空間での耳目/やや広範囲での耳目/世の人々の耳目(一)(二)/世評との共存
●源氏物語の人々の世評意識(二)
はじめに/浮き名/人笑へ、人笑はれ/世評の予測と防衛(一)(二)/出家への憚り
●源氏物語の人々の世評意識(三)
はじめに/世評への不服従(一)(二)/世評の予測と転換/世評の標的、実態/世評の伝播/将来への展望

第三章 源氏物語の心象風景
●源氏物語の人々の不似合な心象風景(一)
はじめに/女君たち(一)(二)/男君たち/人間の性
●源氏物語の人々の不似合な心象風景(二)
はじめに/女房たちの視線(一)(二)/男君の従者たちの視線/帝への視線/素朴な人間感情の流露
●源氏物語の語り手の評定
はじめに/省筆の弁/源氏への評定/匂宮と薫への評定/他の男君たちへの評定/女人たちへの評定/虚構世界と現実世界との往来

あとがき
著者略歴
沢田正子(サワダマサコ sawadamasako)
1944年、東京都生。1968年、東京教育大学文学部卒業。1974年、東京教育大学大学院修了。東京教育大学・筑波大学助手、静岡英和女学院短期大学講師・助教授・教授、静岡英和学院大学教授・特任教授を経て、現在同学講師(非常勤)。著書に、『源氏物語の美意識』(笠間書院、1979年)、『枕草子の美意識』(笠間書院、1985年)、『蜻蛉日記の美意識』(笠間書院、1994年)、『紫式部』(清水書院、2002年)、『源氏物語の祈り』(笠間書院、2010年)など。
タイトルヨミ
カナ:ゲンジモノガタリノヒトビト
ローマ字:genjimonogatarinohitobito

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