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2022年8月29日発売

勁草書房

出版社名ヨミ:ケイソウショボウ

環境徳倫理学

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内容紹介
正義にかなった制度を実現する道徳的行為主体とは。分野を代表する論者サンドラーによる基本書。環境徳倫理学の基本事項を概説する。

環境問題への効果的な取り組みには、主体による実践と主体自身の内面の検討が求められる。そこで問題となる道徳的行為主体としての私たちが持つ自然観や性格といった内面性を問うのが環境徳倫理学である。代表的な論者の一人、サンドラーによる概説書として分野のスタンダードとなっているテキストを邦訳。初学者必携書。【原著】Ronald L.Sandler, Character and Environment: A Virtue-Oriented Approach to Environmental Ethics(Columbia University Press, 2007)
目次
序 文
謝 辞

はじめに──徳本位の代替案?
性格と環境倫理学
本書の概要

第1章 何が性格特性を徳たらしめるのか
 環境徳を見定める
 自然主義的想定
 自然的善のアプローチ
 種の観点から見た生の形態
 評価される性状
 人間的繁栄を構成する目的
 多元目的論的説明
 結論

第2章 環境と人間的繁栄
 道徳的配慮可能性
 環境徳
 行為者としての繁栄
 人間的繁栄
 消費的気質
 結論

第3章 環境それ自体
 自然に対する敬意?
 個々の生物
 敬意をとらえなおす
 差異ある思いやり
 環境集団
 土地にまつわる徳
 結論

第4章 環境についての意思決定
 正当行為の徳本位原則
 適格行為者原則によせて
 理想的観察者の原則によせて
 標的原則
 行為者相対的な標的原則
 意思決定
 環境についての意思決定
 結論

第5章 徳本位のアプローチと環境倫理学
 徳本位のアプローチの主張
 多元論
 環境倫理学における妥当性
 徳本位のアプローチはプラグマティックか
 結論

第6章 遺伝子組み換え作物に対する徳本位の評価
 遺伝子組み換え作物
 環境財
 敬意
 傲慢
 影響
 将来
 結論

おわりに──徳本位の代替案
成し遂げたこと
取り組むべきこと

訳者あとがき
原 注
文献一覧
人名索引
事項索引
著者略歴
ロナルド・L・サンドラー(ロナルドサンドラー ronarudosandoraa)
ロナルド・L・サンドラー(Ronald L. Sandler) ノースイースタン大学哲学科教授。同大学倫理学研究所所長。専門は環境倫理学、先端技術の倫理、倫理学、スピノザ哲学など。近著にEnvironmental Ethic: Theory in Practice(New York, NY: Oxford University Press, 2018)、『食物倫理入門:食べることの倫理学』馬淵浩二訳(ナカニシヤ出版、2019年[原著2015年])、The Ethics of Spiecies(Cambridge, UK: Cambridge University Press, 2012)ほか。
熊坂 元大(クマサカ モトヒロ kumasaka motohiro)
熊坂 元大(くまさか もとひろ) 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在、徳島大学大学院社会産業理工学研究部准教授。近著に、『未来の環境倫理学』(吉永明弘・福永真弓編著、第5章「多様性の環境倫理に向けた環境徳倫理学の理解」、勁草書房、2018年)ほか。
タイトルヨミ
カナ:カンキョウトクリンリガク
ローマ字:kankyoutokurinrigaku

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