近刊検索 デルタ

2020年9月1日発売

勁草書房

共感覚 統合の多様性

統合の多様性
シリーズ統合的認知
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内容紹介
共感覚の基本的特徴や神経機構を解説、また色字共感覚者へのインタビューを収録。「共感覚とは何か」を理解する上で必読の書。

本書は、代表的な現象である色字共感覚を中心に、共感覚とはどのような現象であって、また何ではないのかを示す心理学研究および脳科学研究の成果を詳解する。特に、多種多様な文字を使用するという点で特徴的な日本人の色字共感覚者は国際的にも注目されている。各共感覚者の日常生活とのかかわりなどの調査結果も合わせて掲載した。
目次
はじめに

第1章 共感覚とは何か
 1.1 共感覚の基本的特徴
 1.2 共感覚の時間的安定性の測定
 1.3 共感覚とは何ではないか
 1.4 共感覚を持つのはどのような人か
 1.5 共感覚を持つことの損得
 1.6 共感覚を科学的に研究することの意義

第2章 色字共感覚
 2.1 色字共感覚をめぐる研究領域
 2.2 色字共感覚を持つようになる原因
 2.3 文字の共感覚色を経験する際に生じる処理
 2.4 誘因刺激と励起感覚の対応関係
 2.5 色字共感覚と他の認知処理との関係
 2.6 共感覚者と非共感覚者の関係

第3章 日本人の色字共感覚
 3.1 日本人色字共感覚者に対する実験方法
 3.2 日本人色字共感覚者18名の個別結果
 3.3 日本人色字共感覚者の個別結果のまとめ

第4章 色字共感覚以外の共感覚
 4.1 共感覚の種類と出現確率
 4.2 空間系列共感覚
 4.3 ミラータッチ共感覚
 4.4 色聴共感覚
 4.5 序数擬人化
 4.6 多重共感覚

第5章 共感覚の神経機構
 5.1 共感覚の神経機構に関する仮説
 5.2 共感覚の神経機構:機能的側面
 5.3 共感覚の神経機構:構造的側面
 5.4 共感覚とは直接関係しない処理における共感覚者の神経科学的特性
 5.5 共感覚者を「作る」試み
 5.6 共感覚の「素質(disposition)」

第6章 感覚間協応と共感覚
 6.1 感覚間協応とは
 6.2 感覚間協応の研究例と研究手法
 6.3 感覚間協応の分類
 6.4 感覚間協応のメカニズムをめぐる議論
 6.5 感覚間協応がもたらす効果
 6.6 感覚間協応と共感覚の関係

おわりに
引用文献
索引
著者略歴
浅野 倫子(アサノ ミチコ asano michiko)
浅野 倫子(あさの みちこ)  東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻心理学専門分野博士課程単位取得退学。博士(心理学)。玉川大学脳科学研究所嘱託研究員、立教大学現代心理学部助教等を経て、現在は立教大学現代心理学部准教授。著書に『言語と身体性』(分担執筆、2014、岩波書店)。
横澤 一彦(ヨコサワ カズヒコ yokosawa kazuhiko)
横澤 一彦(よこさわ かずひこ)  東京工業大学大学院総合理工学研究科修了。工学博士(東京工業大学)。ATR視聴覚機構研究所主任研究員、東京大学生産技術研究所客員助教授、南カリフォルニア大学客員研究員、NTT基礎研究所主幹研究員、カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員などを経て、現在は東京大学大学院人文社会系研究科教授。著書に『視覚科学』(2010、勁草書房)。
タイトルヨミ
カナ:キョウカンカク
ローマ字:kyoukankaku

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勁草書房の既刊から
井村圭壯/編集 今井慶宗/編集
東京大学社会科学研究所/編集 ベネッセ教育総合研究所/編集
B.F.スキナー/著 スキナー著作刊行会/編集
小笠原道雄/著 森田尚人/著 森田伸子/著 田中毎実/著 矢野智司/著
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