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2023年12月4日発売

勁草書房

出版社名ヨミ:ケイソウショボウ

国際的に見る教育のイノベーション : 日本の学校の未来を俯瞰する

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内容紹介
教育の転換期にあたり、日本の教育の方向性を、構造レベルから授業実践・子どもの思考プロセスまで、国際的に位置づけ比較分析する。ダイナミックに展開する21世紀の資質能力を育成する教育を、日本の特色を起点としつつ、国際的文脈に位置づけ検討する。例えば日本の授業研究(レッスン・スタディ)は国際モデルへ成長し、人間形成にかかわる「トッカツ(特活)・モデル」の国際化が進行している。世界の教育改革を分析し、グローバル時代の課題を浮き彫りにする。
目次
はしがき[恒吉僚子]
序 章 学校の未来を見据えて[恒吉僚子]
1 教育への多様な期待
2 本書の背景
第Ⅰ部 国際的に見る日本の教育の特性と課題[恒吉僚子]
第一章 教育改革を考える
1 学校に一体、何ができるのか?
2 「連結」の教育改革
第二章 国際比較の視点から日本の二一世紀型改革を考える
1 二一世紀型教育改革
2 シンガポールの教育改革例から論点を展開する
3 二一世紀型学力と価値
第三章 受験社会における非定型・再構築型教育
1 レトリックと実践の乖離
2 アジアの受験社会のレトリックと実践
3 アジア受験社会における非定型・再構築型の変容
4 アジア受験社会における非定型・再構築型教育
5 アジア受験社会の非定型型教育を振り返る
第四章 日本の教育再考─教育トランスファーから考える
1 グローバルな教育トランスファーの時代
2 教育トランスファーから考える
3 相互変容に向けて
第Ⅱ部 子どもの学力の認知心理学的分析とこれからの時代の教育[藤村宣之]
第五章 国際比較調査にみる日本の子どもの学力
1 子どもの学力をめぐる国際的動向
2 日本の子どもの学力の特徴
3 子どもの学力をどうとらえるか─認知心理学的視点によるモデル化
第六章 アジアにおける日本の子どもの算数学力の特質
1 アジアにおける学力の特質を探る─問題意識と調査の計画
2 日本、シンガポール、中国の児童の算数学力の特質
3 各国の児童の算数学力の特質とそれをもたらす背景
第七章 これからの時代の子どもの学力の形成
1 「わかる学力」を高めるには─探究と協同が果たす役割
2 授業過程を問い直す─探究と協同を重視した授業のデザイン
3 協同的探究学習の具体的事例と「わかる学力」の向上に及ぼす効果
4 学習内容と教師の教育観を問い直す─社会生活に活きる力の育成をめざして
5 これからの時代の子どもの学力の形成─非定型と多様性の教育的・発達的意義
第Ⅲ部 二一世紀型教育を「授業」する[恒吉僚子]
第八章 日本の教育モデルを用いた海外の実践から考える
1 モザイクの中の日本のモデル
2 エジプトの二一世紀型教育─「教育2・0」
3 エジプト・日本学校の教師に聞く
4 海外の日本モデルから見た日本の教育
第九章 コロナ後の学校教育とは
1 グローバル・パンデミックの経験
2 コロナ禍のオンライン非認知的教育
あとがき[恒吉僚子・藤村宣之]
事項索引
人名索引
著者略歴
恒吉 僚子(ツネヨシ リョウコ tsuneyoshi ryouko)
藤村 宣之(フジムラ ノブユキ fujimura nobuyuki)
タイトルヨミ
カナ:コクサイテキニミルキョウイクノイノベーション : ニホンノガッコウノミライヲフカンスル
ローマ字:kokusaitekinimirukyouikunoinobeeshon : nihonnogakkounomiraiofukansuru

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