近刊検索 デルタ

2022年8月12日発売

勁草書房

出版社名ヨミ:ケイソウショボウ

日本資本主義経済史 文化と制度

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内容紹介
日本資本主義の本質と存在意義を、文化vs制度という視点を通じて、資本主義の経済文化の多様性から解析し、明らかにする。

本書は、13世紀から20世紀にかけての日本の社会経済のダイナミクスを、内面化された文化の進化と市場の秩序化における文化の役割によって首尾一貫して説明する。著者は、市場の秩序と経済行動には、制度だけでなく文化も重要であると主張し、西洋思想の直訳的な思想と概念構成に引きずられ過ぎていることに警鐘を鳴らす。
目次
日本語版への序文

序論

第1章 日本の文化と制度
 1・1 二つの視角
 1・2 文化と社会経済的パフォーマンス
 1・3 制度の役割
 1・4 各章の概要

第2章 世界像と制度のコスト
 2・1 概念的枠組み──文化と世界像
 2・2 日本と西洋の世界像
 2・3 世界像の長期的な柔軟性
 2・4 「一般化された道徳性」の概念について
 2・5 江戸時代の思想における文化と制度の発見

第3章 明治維新前の長期成長の過程
 3・1 クロノロジーとマクロ経済の概要
 3・2 経済成長の源泉

第4章 鎌倉時代における日本の宗教的変化
 4・1 文化的および制度的背景──初期条件
 4・2 日本の宗教改革
 4・3 新仏教の影響

第5章 室町時代の制度と信頼水準
 5・1 市場化、労働の社会的分業および封建制
 5・2 室町時代と戦国時代における信頼の崩壊
 5・3 カタストロフィーの回避

第6章 徳川期経済成長の文化的基礎
 6・1 徳川幕府の設立
 6・2 道徳的規範の探求
 6・3 倫理規定の普及と取引コストの低下
 6・4 武士と商人
 6・5 徳川日本の文化主導の成長の特徴

第7章 明治維新後の日本の経済と文化
 7・1 江戸時代の文化的成果
 7・2 戦前の文化戦略
 7・3 戦後の文化戦略

第8章 日本の文化と集団主義
 8・1 市場経済への移行における二つの均衡──理論的考察
 8・2 日本における財産権の私有化と共同体の解体
 8・3 イギリスにおける財産権の私有化と共同体の解体
 8・4 日本人の集団主義

あとがき
参考文献
索  引
著者略歴
寺西 重郎(テラニシ ジュウロウ teranishi juurou)
寺西 重郎(てらにし じゅうろう) 一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。一橋大学名誉教授。主著、『日本の経済発展と金融』(岩波書店、1982年)、『工業化と金融システム』(東洋経済新報社、1991年)、『経済開発と途上国債務』(東京大学出版会、1995年)、『日本の経済システム』(岩波書店、2003年)、Evolution of the Economic System in Japan(Edward Elgar, 2005)、『戦前期日本の金融システム』(岩波書店、2011年)、『経済行動と宗教』(勁草書房、2014年)、『歴史としての大衆消費社会』(慶應義塾大学出版会、2017年)、『日本型資本主義-その精神の源』(中公新書、2018年)、Culture and Institutions in the Economic Growth of Japan (Springer, 2020)、ほか。
タイトルヨミ
カナ:ニホンシホンシュギケイザイシブンカトセイド
ローマ字:nihonshihonshugikeizaishibunkatoseido

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