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2021年3月22日発売

三修社

ドイツ語「関口文法」へのいざない 第1巻 関口存男の言葉

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内容紹介
ドイツ語学者・関口存男(1894-1958)が独自の言語観にもとづき、ドイツ語について展開・実践した文法理論(通称・関口文法)を全3巻で紹介し、解釈し、言語研究の発展に寄与する。第1巻の『関口存男の言葉』では、関口の「言語観と人間観」、そして(その「言語観と人間観」にもとづいて展開された)「関口文法」において重要視される「文法現象」を、数多くの著作の中から精選し、関口の「生の言葉」で紹介する。今後、第2巻『関口存男 前置詞辞典と文例集』、第3巻『関口文法の解釈とその発展の可能性』の刊行を予定している。
目次
第一部 関口存男の言語観と人間観
① 文を作るための文法
② 人類共通の「意味形態」
③「事実」と「事実の考え方」と「言語表現」
  —「意味」と「意味形態」[その1]—
④ 達意眼目
⑤「言語」から「思想」への影響
⑥ 意味形態文法と人間
  — 人間は未来一辺倒の存在物 — 
  — 企画話法 —
⑦「事」と「もの(者・物)」
⑧ 名詞という品詞
  — 他の品詞はすべて「事」,名詞だけが「もの」—
  — 文の短縮形である「事型名詞」—
⑨ 規定
  — 言語それ自体の有する根本関係; あらゆる文章論の出立点 —
⑩ 定形中心論
⑪ 述語
  — 達意の内容そのもの —
⑫ 非人称動詞の心理的根拠
Exkurs 関口存男の「多弁的座談調」の文体について

第二部 関口文法の注目する言語現象
① 言語について
②「意味」と「意味形態」[その2]
③ さしずめ性 (zunächst und zumeist)
④ 誤想の排除,否定
⑤「指す」と「受ける」
  — 指示詞と定冠詞の違い —
⑥ 換称代名詞
⑦ 言(げん)と語
⑧ 展張 (Erstreckung)
  — 展張方向の in,展張範囲の四格 —
⑨ 移轍(いてつ)(=形式上の錯構)
⑩「合言葉」は挙げる,「判定」は下す
⑪ 現象の自主自足性とその承認
  — 循環話法(再帰話法:再帰述語文,再帰物主冠詞)—
⑫ 類造 vs. 耳慣れた語像・音像
⑬ 伝達的呼称:「定例的異変」の無冠詞
⑭ 処理的遂行と宿命的遂行
⑮ 関心の三格
⑯ 万能三格
⑰「論程」という話場
⑱ 単数と複数の区別を超越した「単数形」
⑲ 日本人の慢性定冠詞症 (Bestimmterartikelitis chronica)
⑳ zu 不定句の多岐多様な性格
㉑ 関口文法とエスペラント語
㉒ 日本語との対照
 (1) 日本語では「規定する」語が「規定される」語の前に置かれる
 (2)「馬鹿も休み休み言え」
 (3) 日本語にも定冠詞が生じていたかもしれない
 (4) 日本語はすべてを「音響」に,ドイツ語はすべてを「方向」に
 (5) 外交的接続法(または婉曲話法)と日本語

第三部 関口存男の言葉
① 言語と思想
 (1) 遅読の讃
 (2) ひねれ
 (3) 羽目に立て!
 (4) 自己と対決せよ!
②「文化語学」と「実用語学」
③「朗読文学」について
④ ゲーテの墓碑銘

引用は「どの」版から?
著者略歴
佐藤清昭(サトウキヨアキ satoukiyoaki)
1948年 東京に生まれる 1973年 立教大学文学部ドイツ文学科を卒業 同年 立教大学大学院文学研究科修士課程に入学。在学中に文部省(当時)の外郭団体「日本国際教育協会」より奨学金を得て,ドイツ・テュービンゲン大学に留学。エウジェニオ・コセリウ,江沢建之助両氏のもとで一般言語学・ドイツ語学を専攻 1980年 立教大学大学院文学研究科修士課程を修了 1985年 ドイツ・テュービンゲン大学 一般言語学科 エウジェニオ・コセリウ教授のもとで博士号取得 国立大学法人 浜松医科大学 名誉教授
タイトルヨミ
カナ:ドイツゴセキグチブンポウヘノイザナイダイイッカンセキグチツギオノコトバ
ローマ字:doitsugosekiguchibunpouhenoizanaidaiikkansekiguchitsugionokotoba

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