近刊検索 デルタ

2018年11月28日発売

春秋社

プラグマティズムの格率

パースとプラグマティズム
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
アメリカが生んだ独創的哲学者チャールズ・パース。プラグマティズムの祖と呼ばれるが、そんな枠にはとうてい収まらない天才である。本書は、彼の可謬主義と懐疑論の拒否、真理と実在への革新的な説明、心理学主義の否定、アブダクションと呼ばれる独自の仮説形成と検証の方法論などを、フレーゲやラッセル、ジェームズ、ローティといった哲学者とも比較しつつ解明し、さらには今日の哲学的問題に与えるインパクトについても考究、生前はまったく無名だったこの天才の全貌を明らかにする。
著者略歴
クリストファー・フックウェイ(クリストファーフックウェイ)
Christopher Hookway 一九四九年生まれ。オックスフォード大学でMA(学術修士)、イースト・アングリア大学でB.Phil.(哲学修士に相当)、ケンブリッジ大学でPh・Dを取得。バーミンガム大学で教鞭を執ったのち、一九九五年よりシェフィールド大学哲学科教授。専門は認識論・言語哲学・プラグマティズムなど多彩であるが、とりわけチャールズ・パースの研究家として名高く、チャールズ・パース協会会長も務めた。著書に、Truth, Rationality and Pragmatism: Themes from Peirce (Oxford University Press, 2000), Scepticism (Routledge, 1990), Quine: Language, Experience and Reality (Polity Press & Stanford University Press, 1988. 邦訳は『クワイン――言語・経験・実在』勁草書房、一九九八年), Peirce (Routledge, 1985)など。
村中 達矢(ムラナカタツヤ)
1973年生まれ。金沢大学人間社会環境研究科客員研究員。石川県立大学非常勤講師。専門は科学哲学、認識論。論文に「演繹の前提を設置する思考過程」(『科学哲学』42(1)所収)など、共訳書にクリストファー・チャーニアク『最小合理性』(勁草書房、2009年)がある。
加藤 隆文(カトウタカフミ)
1985年生まれ。博士(文学)。京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻博士課程修了。専門はプラグマティズムと美学芸術学。論文に「パース思想を踏まえた「芸術の人類学」の展開可能性」(『美学』64(1)所収)、"A Peircean Revision of the Theory of Extended Mind"(Cognitio 16(1)所収)など。
佐々木 崇(ササキタカシ)
1974年生まれ。関西大学非常勤講師。専門はプラグマティズム。論文に「クワインの存在論の枠組み」(『科学哲学』35-2, 2002年所収)など。訳書にチャールズ・テイラー『今日の宗教の諸相』(共訳、岩波書店、2009年)など。
石田 正人(イシダマサト)
1971年生まれ。ハワイ大学マノア校哲学科准教授。専門は、古典アメリカ哲学。論文に「C・S・パースとモデル論的論理学の初期局面」(『科学哲学』2008年)、「西田、ジェイムズ、パースの比較試論」(『西田哲学会年報』2011年)など。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。


連載記事

発売してから、どうですか(仮)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。