近刊検索 デルタ

2018年6月27日発売

人文書院

笑いオオカミ

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内容紹介
父と墓地に暮らす少年は、ある夜、男女の心中を目撃した。数年後、少年は死んだ男の娘を連れて列車の旅に出る。二人の眼に映る、敗戦下の日本とは。生を奪われた無数の子どもたちに想いを馳せ描く冒険譚。


単行本未収録「犬と塀について」併録


津島佑子に飛躍をもたらしたのは、

彼女が安吾の作品に見出した

「ひんやりとした、熱い風」である。

それこそが「兄」である。以後、

津島佑子はこの「兄」に連れられて、

オオカミ=遊動民の旅に出たのである。

    ――柄谷行人「津島佑子とオオカミ」より
目次
笑いオオカミ
犬と塀について

解説 柄谷行人
著者略歴
津島 佑子(ツシマユウコ)
津島 佑子(つしま・ゆうこ) 1947年、東京都生まれ。白百合女子大学卒業。78年「寵児」で第17回女流文学賞、83年「黙市」で第10回川端康成文学賞、87年『夜の光に追われて』で第38回読売文学賞、98年『火の山―山猿記』で第34回谷崎潤一郎賞、第51回野間文芸賞、2005年『ナラ・レポート』で第55回芸術選奨文部科学大臣賞、第15回紫式部文学賞、12年『黄金の夢の歌』で第53回毎日芸術賞を受賞。2016年2月18日、逝去。

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連載記事

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