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定価:6,050円(5,500円+税)
判型:A5
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内容紹介
中島敦はいかに「植民地」と向き合ったのか
南洋群島や朝鮮に赴き、現地を舞台に小説を書いた中島は、社会や他者との相克を、歴史を、どう捉えていたのか。〈外地〉での足跡と作品を丹念に分析し、西洋思想の視座を取り入れることで、新たな作家像を描き出す意欲作。
○目次
図版・画像リスト
序章 主旨と構成
第一章 南洋日本文学の戦後表象――「環礁」観を視座として
第二章 〈物〉と〈名〉の二分法――「虎狩」という分水嶺
第三章 他性、記憶と忘却――「木乃伊」との邂逅
第四章 他者とのロールチェンジ――「ナポレオン」、帝国の境界までの旅
第五章 島民像と他者依存の自己規定――「夾竹桃の家の女」
第六章 他者の服――「マリヤン」という鏡
第七章 「私」の中の「寂しい島」――寂しさと運命観
補遺 「古譚」――「狐憑」・「木乃伊」の構想期再考
結章
南洋群島滞在期の年譜
あとがき
引用文献/絵・彫刻関係/参考文献
初出一覧
索引
南洋群島や朝鮮に赴き、現地を舞台に小説を書いた中島は、社会や他者との相克を、歴史を、どう捉えていたのか。〈外地〉での足跡と作品を丹念に分析し、西洋思想の視座を取り入れることで、新たな作家像を描き出す意欲作。
○目次
図版・画像リスト
序章 主旨と構成
第一章 南洋日本文学の戦後表象――「環礁」観を視座として
第二章 〈物〉と〈名〉の二分法――「虎狩」という分水嶺
第三章 他性、記憶と忘却――「木乃伊」との邂逅
第四章 他者とのロールチェンジ――「ナポレオン」、帝国の境界までの旅
第五章 島民像と他者依存の自己規定――「夾竹桃の家の女」
第六章 他者の服――「マリヤン」という鏡
第七章 「私」の中の「寂しい島」――寂しさと運命観
補遺 「古譚」――「狐憑」・「木乃伊」の構想期再考
結章
南洋群島滞在期の年譜
あとがき
引用文献/絵・彫刻関係/参考文献
初出一覧
索引
目次
図版・画像リスト
序章 主旨と構成
第一章 南洋日本文学の戦後表象――「環礁」観を視座として
第二章 〈物〉と〈名〉の二分法――「虎狩」という分水嶺
第三章 他性、記憶と忘却――「木乃伊」との邂逅
第四章 他者とのロールチェンジ――「ナポレオン」、帝国の境界までの旅
第五章 島民像と他者依存の自己規定――「夾竹桃の家の女」
第六章 他者の服――「マリヤン」という鏡
第七章 「私」の中の「寂しい島」――寂しさと運命観
補遺 「古譚」――「狐憑」・「木乃伊」の構想期再考
結章
南洋群島滞在期の年譜
あとがき
引用文献/絵・彫刻関係/参考文献
初出一覧
索引
序章 主旨と構成
第一章 南洋日本文学の戦後表象――「環礁」観を視座として
第二章 〈物〉と〈名〉の二分法――「虎狩」という分水嶺
第三章 他性、記憶と忘却――「木乃伊」との邂逅
第四章 他者とのロールチェンジ――「ナポレオン」、帝国の境界までの旅
第五章 島民像と他者依存の自己規定――「夾竹桃の家の女」
第六章 他者の服――「マリヤン」という鏡
第七章 「私」の中の「寂しい島」――寂しさと運命観
補遺 「古譚」――「狐憑」・「木乃伊」の構想期再考
結章
南洋群島滞在期の年譜
あとがき
引用文献/絵・彫刻関係/参考文献
初出一覧
索引
著者略歴
ボヴァ・エリオ(ボヴァエリオ bovaerio)
ボヴァ・エリオ
BOVA Elio/1987 年イタリア・カゼルタ生まれ。立命館大学(2009)、レイデン大学(2013)に通学。ナポリ東洋大学大学院マスター修了(2014)。立命館大学大学院博士課程修了後、日本学術振興会外国人特別研究員PD(2020 〜2022、立命館大学所属)。現在、立命館大学、非常勤講師。専門は日本文学。
タイトルヨミ
カナ:ナカジマアツシブンガクロン
ローマ字:nakajimaatsushibungakuron
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