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定価:1,430円(1,300円+税)
判型:四六
※星雲社扱い
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内容紹介
数十年前の「留萌沖三船殉難事件」の取材テープを聞きなおしたとき、著者は自らの「宿題」を思い出した。日本国政府は今なお、国籍不明潜水艦と主張している。政治的な駆け引きの犠牲となった1708名の叫びに耳を傾けたい。生存者の証言をもとに描かれる感動のドキュメンタリーノベル。
目次
海わたる聲
1 土の棺―三十年目の再会
2 青春の傷あと―反戦デモの中で
3 慟哭の証言―海に消えた子どもたち
4 老人の宿題―泰東丸を語り継ぐ
5 朽ちてゆく墓標―事件の村は今
6 若者たちの戦争―無縁仏の人探し
7 声の碑―あの海にこだまして
解説:「留萌沖三船遭難事件」とは
1 一七〇八人は、旧ソ連の北海道分割・占領計画の犠牲者なのか!??
2 終戦直前のソ連対日参戦 戦火の樺太・死の逃避行
3 「小笠原丸」~元横綱大鵬も。稚内での下船が生死を分ける
4 「第二新興丸」~ソ連潜水艦と銃撃戦、沈没をまぬがれる
5 「泰東丸」~日本国内、最後の戦争犠牲者六七〇人
あとがき
1 土の棺―三十年目の再会
2 青春の傷あと―反戦デモの中で
3 慟哭の証言―海に消えた子どもたち
4 老人の宿題―泰東丸を語り継ぐ
5 朽ちてゆく墓標―事件の村は今
6 若者たちの戦争―無縁仏の人探し
7 声の碑―あの海にこだまして
解説:「留萌沖三船遭難事件」とは
1 一七〇八人は、旧ソ連の北海道分割・占領計画の犠牲者なのか!??
2 終戦直前のソ連対日参戦 戦火の樺太・死の逃避行
3 「小笠原丸」~元横綱大鵬も。稚内での下船が生死を分ける
4 「第二新興丸」~ソ連潜水艦と銃撃戦、沈没をまぬがれる
5 「泰東丸」~日本国内、最後の戦争犠牲者六七〇人
あとがき
著者略歴
中尾 則幸(ナカオ ノリユキ nakao noriyuki)
1946年 北海道安平町(旧早来)生まれ。苫小牧東高校、早稲田大学第一文学部卒。
1969年 札幌テレビ放送入社。放送記者、ディレクターとして留萌沖三船殉難事件をはじめ、数多くのドキュメンタリーを制作。放送文化基金賞、全国民間放送連盟賞優秀賞、ギャラクシー賞選奨など受賞作品多数。
1992年 参議院議員北海道選挙区当選(1期6年)。参議院沖縄・北方問題特別委員会委員長。エッセイ「PHP賞」「二十四の瞳文壇エッセイ優秀賞」。
2017年 旭日中綬章
現在、映像プロデューサー
タイトルヨミ
カナ:ウミワタルコエ
ローマ字:umiwatarukoe
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