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2020年9月30日発売

柏艪舎

出版社名ヨミ:ハクロシャ

生還 『食人』を冒した老船長の告白

『食人』を冒した老船長の告白
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内容紹介
極限下での犯罪は許されるべきか
武田 泰淳『ひかりごけ』のモチーフとなった事件の真相
26年前に刊行され、ベストセラーとなった『裂けた岬』の待望の改訂版!
英語版『The Survivor―The confession of cannibalism by the Old captain―』(電子書籍)と同時発売!

26年前に刊行され、ベストセラーとなった『裂けた岬』の待望の改訂版です。さらに『裂けた岬』英訳版(電子書籍)との同時発売となります。第二次世界大戦中に徴兵され、徴用船の船長として物資の輸送任務に就いていた黒岩亀吉(仮名)は知床半島沖を航行中に嵐に合い、真冬の知床の小屋に部下のシゲとともに取り残されてしまう。飢えと寒さの極限状態の中、先に餓死したシゲの遺体を船長は口にしてしまう。シゲの肉で体力を回復した船長は、流氷の上を渡り、知床を脱出する。新聞記者であった著者が30年間におよぶインタビューを経て書き上げた、人間の業を問い掛ける一冊。
目次
プロローグ
約束
戦雲
遭難
番屋
食人
煙り
生存
発覚
裁判
光輪
訃報
エピローグ
船長の「取材ノート」から
老船長との十五年―あとがきにかえて
再版のためのあとがき
船長の軌跡
著者略歴
合田一道(ゴウダイチドウ goudaichidou)
一九三四年(昭和九年)、北海道空知郡上砂川町生まれ。北海道新聞社に入社し、事件を担当。在職中からノンフィクション作品を発表。退職後は札幌大学、北星学園大学講師など。主な作品は『日本史の現場検証』(扶桑社)、『松浦武四郎北の大地に立つ』(北海道出版企画センター)、『北の墓 歴史と人物を訪ねて』(柏艪舎)、『現場検証 平成の事件簿』(柏艪舎)など。札幌市在住。
タイトルヨミ
カナ:セイカン
ローマ字:seikan

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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