近刊検索 デルタ

2019年7月4日発売

筑摩書房

出版社名ヨミ:チクマショボウ

昭和史講義【戦前文化人篇】

ちくま新書
ちくま新書
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
柳田、大拙、和辻ら近代日本の代表的知性から谷崎、乱歩、保田與重郎ら文人まで、文化人たちは昭和戦前期をいかに生きたか。最新の知見でその人物像を描き出す。
目次
まえがき 筒井清忠
1 石橋湛山―言論人から政治家へ 牧野邦昭
2 和辻哲郎―人間と「行為」の哲学 苅部直
3 鈴木大拙―禅を世界に広めた国際人 佐々木閑
4 柳田国男―失われた共産制を求めて 赤坂憲雄
5 谷崎潤一郎―「今の政に従う者は殆うし」 千葉俊二
6 保田與重郎―「偉大な敗北」に殉じた文人 前田雅之
7 江戸川乱歩―『探偵小説四十年』という迷宮 藤井淑禎
8 中里介山―「戦争協力」の空気に飲まれなかった文学者 伊東祐吏
9 長谷川伸―地中の「紙碑」 牧野悠
10 吉屋信子―女たちのための物語 竹田志保
11 林芙美子―大衆の時代の人気作家 川本三郎
12 藤田嗣治―早すぎた「越境」者の光と影 林洋子
13 田河水泡―「笑い」を追求した漫画家 萩原由加里
14 伊東忠太―エンタシスという幻想 井上章一
15 山田耕筰―交響曲作家から歌劇作家へ 片山杜秀
16 西條八十―大衆の抒情のために生きた知識人 筒井清忠
著者略歴
筒井 清忠(ツツイ キヨタダ tsutsui kiyotada)
一九四八年生まれ。帝京大学文学部日本文化学科教授・文学部長。東京財団政策研究所上席研究員。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は日本近現代史、歴史社会学。著書『昭和戦前期の政党政治』(ちくま新書)、『戦前日本のポピュリズム』(中公新書)、『昭和史講義』『昭和史講義2』『昭和史講義3』『昭和史講義【軍人篇】』(編著、ちくま新書)、『近衛文麿』『日本型「教養」の運命』(以上、岩波現代文庫)など。
タイトルヨミ
カナ:ショウワシコウギセンゼンブンカジンヘン
ローマ字:shouwashikougisenzenbunkajinhen

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。