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定価:946円(860円+税)
判型:新書
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内容紹介
史上最大の水爆実験から最悪の原発事故、原発大国ウクライナの背景まで。危険や不安を孕みながら推し進められたソ連の原子力計画の実態に迫る、かつてない通史。
第二次世界大戦後、大規模な軍拡競争を伴う東西冷戦下のソ連において推進された原子力政策は、人類史をどう変えたのか。最初期の放射線研究、史上最大の水爆実験から、世界初となるオブニンスク原子力発電所稼働、東側同盟国への原子炉輸出、民間の原子力ビジネス、そして史上最悪のチェルノブイリ原発事故に至るまで。諜報活動を重ね、危険や困惑を深めながらも、科学技術を総動員して推し進められた知られざる数々のプロジェクト。現代ロシアの基礎をつくったその計画の全貌に迫る、はじめての通史。
第二次世界大戦後、大規模な軍拡競争を伴う東西冷戦下のソ連において推進された原子力政策は、人類史をどう変えたのか。最初期の放射線研究、史上最大の水爆実験から、世界初となるオブニンスク原子力発電所稼働、東側同盟国への原子炉輸出、民間の原子力ビジネス、そして史上最悪のチェルノブイリ原発事故に至るまで。諜報活動を重ね、危険や困惑を深めながらも、科学技術を総動員して推し進められた知られざる数々のプロジェクト。現代ロシアの基礎をつくったその計画の全貌に迫る、はじめての通史。
著者略歴
市川 浩(イチカワ ヒロシ ichikawa hiroshi)
市川 浩(イチカワ ヒロシ):1957年京都市生まれ。専門は科学技術史。現在、広島大学総合科学部教授。博士(商学)。大阪外国語大学ロシア語学科卒業、大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了。著書『冷戦と科学技術――旧ソ連邦 1945~1955年』(ミネルヴァ書房)、『核時代の科学と社会――初期原爆開発をめぐるヒストリオグラフィー』(丸善出版)、Soviet Science and Engineering in the Shadow of the Cold War(Routledge, 2019)、編著『科学の参謀本部――ロシア/ソ連邦科学アカデミーに関する国際共同研究』(北海道大学出版会)など。
タイトルヨミ
カナ:ソレンカクカイハツゼンシ
ローマ字:sorenkakukaihatsuzenshi
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