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2023年1月12日発売

筑摩書房

出版社名ヨミ:チクマショボウ

銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生

ちくま文庫
ちくま文庫
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内容紹介
華やかなスクリーンで大活躍したスタアが、ゴジラ誕生の思い出、撮影所の舞台裏、華麗なるミュージカルの世界、そして戦争体験を語る。解説 切通理作

華麗なる大スタアが語ってくれた
ゴジラ誕生、映画の黄金時代、そして戦争体験

内容紹介
今やレジェンドとなった『ゴジラ』第1作の思い出。高峰秀子、森繁久彌、美空ひばり、江利チエミ、鶴田浩二、石原裕次郎ら往年のスタアたちの知られざる素顔。成瀬巳喜男、川島雄三、黒澤明、千葉泰樹、伊丹十三らの映画術。舞台ミュージカルにかけた夢。そして、敗戦後に満洲で体験したソ連兵から受けた銃撃など、過酷な戦争実態。華麗なる大スタアが語った、その光と影。
目次
第一章 満洲時代 
宝田家満洲移住の経緯、出生/軍国少年時代、映画体験/ソ連軍侵攻/
生きていく知恵/使役、撃たれる/引揚げの始まり/苛酷な引揚げの旅/
博多湾入港、上陸/村上での生活/二人の兄との再会
第二章 東宝ニューフェイスの仲間たち 
上京、演劇熱/ニューフェイス応募~審査/
第六期ニューフェイス合格~研究所時代/デビュー/同期の仲間たち
第三章 ゴジラは同期生 
運命の台本/撮影の日々/ゴジラとの対面/スタッフの面々/試写での涙/封切り
第四章 活気ある撮影所 
デビュー翌年に八作品に出演/変わった監督、渡辺邦男/司葉子入社/
大部屋時代/同時代の先輩俳優・スターたち/裕次郎との友情/
一九五六(昭和三十一)年の出演作/森繁久彌との出会い、マキノ雅弘との仕事/
谷口千吉、九十九島ロケ/三人娘と/鈴木英夫監督との出会い/年間最多出演の年/
歌えるスター/大プロデューサー、藤本眞澄/日本映画観客動員ピーク/
有名だった鈴木英夫監督の役者しぼり/オールスター大作映画
第五章 巨匠たちとの出会い 
黒澤明/成瀬巳喜男/川島雄三/小津安二郎/千葉泰樹/
高峰秀子から教わったこと
第六章 国際的活躍の始まり 
香港シリーズ、香港側との衝突/尤敏との友好関係/
香港映画に単独出演
第七章 特撮、アクション、そしてコメディ 
『世界大戦
争』/岡本喜八監督と/鶴田浩二のこと/
十一本出演した一九六二(昭和三十七)年/十年ぶりのゴジラ映画/
得意なコメディ『100発100中』/怪獣と来日スターと
第八章 華麗なるミュージカルの舞台へ 
ミュージカルの舞台へ/『平四郎危機一発』での事故/宝田明のテレビ出演作
第九章 その後の映画界で 
ふたたび映画界へ/伊丹十三との出会い/二十六年ぶりのゴジラ映画出演/
多様な映画作品/テレビ、CM、舞台……
第十章 体験的演技論 
映画と舞台の違い/とちり蕎麦、舞台で遅刻/
酔いの演技/ゴジラ六十年を経て
あとがきにかえて 本書構成を終えて 参考文献 
宝田明・出演映画作品 宝田明・出演舞台作品 
主要人名索引 宝田明出演作品索引 
文庫化にあたって 
解説 切通理作 
著者略歴
宝田 明(タカラダ アキラ takarada akira)
宝田 明(たからだ・あきら):1934年朝鮮生まれ。幼少期を満洲で過ごす。第6期東宝ニューフェイス。1954年にデビュー。同年『ゴジラ』第1作で初主演。出演映画作品は140本にのぼる。1960年代半ばからは舞台ミュージカルでも活躍する。2022年3月逝去。
のむみち(ノムミチ nomumichi)
のむみち:1976年宮崎県生まれ。本名・野村美智代。南池袋・古書往来座に勤務。手書きのフリーペーパー「名画座かんぺ」発行人。『名画座手帳』の企画・監修を担う。
タイトルヨミ
カナ:ギンマクニアイヲコメテ ボクハゴジラノドウキセイ
ローマ字:ginmakuniaiokomete bokuhagojiranodoukisei

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