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2021年8月12日発売

筑摩書房

出版社名ヨミ:チクマショボウ

ロバート・オッペンハイマー

愚者としての科学者
ちくま学芸文庫
ちくま学芸文庫
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内容紹介
マンハッタン計画を主導し原子爆弾を生み出したオッペンハイマーの評伝。多数の資料をもとに、政治に翻弄、欺かれた科学者の愚行と内的葛藤に迫る。

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理論物理学者のロバート・オッペンハイマーは、ロス・アラモス研究所初代所長としてマンハッタン計画を主導し、広島、長崎に災厄をもたらした原子爆弾を生み出した。その結果、「原爆の父」と呼ばれるようになるが、彼自身は名声の陰で原爆のもたらした被害、さらに強力な兵器「水爆」の誕生につながる可能性があることに罪の意識を抱き、その開発に反対の意思を表明していた。本書は、これまでに数多く書かれたオッペンハイマー伝をつぶさに再検討し、その多くに異を唱える。豊富な史料をもとに、彼の足跡を丹念に辿り、政治に翻弄され、欺かれた科学者の実像に迫る。
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【目次】

1.優等生
2.救いと物理学
3.美しき日々
4.核分裂連鎖反応
5.ロス・アラモス
6.トリニティ、広島、長崎
7.プルーデンスに欠けた男
8.核国際管理の夢
9.戦略爆撃反対
10.オッペンハイマー聴聞会
11.物理学者の罪
12.晩年
おわりに
文庫版あとがき
目次

1.優等生
2.救いと物理学
3.美しき日々
4.核分裂連鎖反応
5.ロス・アラモス
6.トリニティ、広島、長崎
7.プルーデンスに欠けた男
8.核国際管理の夢
9.戦略爆撃反対
10.オッペンハイマー聴聞会
11.物理学者の罪
12.晩年
おわりに
文庫版あとがき
著者略歴
藤永 茂(フジナガ シゲル fujinaga shigeru)
藤永 茂(ふじなが・しげる) 1926年中国・長春生まれ。九州帝国大学理学部物理学科卒業。京都大学で理学博士の学位を取得。九州大学教授を経て、カナダ・アルバータ大学教授就任。現在同大学名誉教授。著書:『分子軌道法』(岩波書店)、『アメリカ・インディアン悲史』(朝日選書)、訳書コンラッド『闇の奥』(三交社)他多数。
タイトルヨミ
カナ:ロバートオッペンハイマー
ローマ字:robaatooppenhaimaa

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