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定価:1,100円(1,000円+税)
判型:文庫
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内容紹介
数学の抽象概念は日常の中にこそ表裏する。数学の影を澄んだ眼差しで観照し、その裡にある無限の広がりを軽妙に綴った珠玉のエッセイ。
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本書所収のエッセイ「林檎の味」では感覚の本質、「数学とは何か」では公理主義と抽象化、「四色の地図」は集合論、数学基礎論、位置解析学と展開して四色問題に及ぶ。日常の何気ない生活のなかにこそ数学の抽象的な概念は生起し、そこに数学の影を認めることができると著者は説く。無限に伸展する数学の影を発見し、その探究の喜びを縦横無尽に綴った数学エッセイ。第1回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。解説 高瀬正仁
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本書所収のエッセイ「林檎の味」では感覚の本質、「数学とは何か」では公理主義と抽象化、「四色の地図」は集合論、数学基礎論、位置解析学と展開して四色問題に及ぶ。日常の何気ない生活のなかにこそ数学の抽象的な概念は生起し、そこに数学の影を認めることができると著者は説く。無限に伸展する数学の影を発見し、その探究の喜びを縦横無尽に綴った数学エッセイ。第1回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。解説 高瀬正仁
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著者略歴
吉田 洋一(ヨシダ ヨウイチ yoshida youichi)
吉田 洋一(よしだ・よういち):1898−1989年。東京生まれ。東京帝国大学理学部数学科卒業。第一高等学校教授、東京帝国大学助教授、フランス留学を経て北海道帝国大学教授、立教大学教授、埼玉大学教授。著書に『函数論』(岩波全書)、『零の発見』(岩波新書)、『微分積分学序説』(培風館)、『微分積分学』、『ルベグ積分』(以上ちくま学芸文庫)。共著書に『数学序説』(共著者赤攝也、ちくま学芸文庫)。
タイトルヨミ
カナ:スウガクノカゲエ
ローマ字:suugakunokagee
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