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定価:2,970円(2,700円+税)
判型: X
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内容紹介
【サマセット・モーム賞受賞作】【ホリヤー・アン・ゴフ賞受賞作】そこは、現実と幻がいともたやすく交わる地。妖精、巨人、精霊、魔犬……英国コーンウォールの豊かな伝説を下敷きにした、ささやかでありながら忘れがたい12の物語48年ぶりに夫と再会するため、旧式の潜水鐘で海にはいっていく老婦人(表題作)、身体が石になる予兆を感じた女性が過ごす最後の一日(「石の乙女たち」)、やがて巨人になる少年と、人間の少女のなにげない日常のひととき(「巨人の墓場」)、数百年を生き、語るべき話を失いながらも再び物語を紡ごうとする語り部(「語り部(ドロール・テラー)の物語」)……妖精、巨人、精霊、願い事をかなえる木、魔犬……さまざまな伝説や伝承がいまなお息づく現代の英国コーンウォール地方を舞台に、現実と幻が交錯する日々をあるがまま受け入れ、つつましく暮らす人々の姿を、新鋭ルーシー・ウッドが繊細かつ瑞々しい筆致で描く12編を収録した短編集。訳者あとがき=木下淳子■目次「潜水鐘に乗って」「石の乙女たち」「緑のこびと」「窓辺の灯り」「カササギ」「巨人の墓場」「浜辺にて」「精霊たちの家」「願いがかなう木」「ミセス・ティボリ」「魔犬(ウィシット)」「語り部(ドロール・テラー)の物語」
著者略歴
ルーシー・ウッド(ルーシーウッド ruushiiuddo)
木下 淳子(キノシタジュンコ kinoshitajunko)
タイトルヨミ
カナ:センスイショウニノッテ
ローマ字:sensuishouninotte
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