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2022年2月18日発売

東洋館出版社

出版社名ヨミ:トウヨウカンシュッパンシャ

教育書の生かし方

読書による閃きを実践化する過程が、指導力を磨く!
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内容紹介
通読記録1500冊から選書された珠玉の22冊
読書による閃きを実践化する過程が、指導力を磨く!

「いい授業がしたい」「いい学級をつくりたい」「子どもたちの成長に少しでも寄与したい」
どの先生にとっても願ってやまない、言わば永遠の課題だと思います。
少しでも成長できるよう、研究会に参加する、同僚の先生方の授業を観る、上司や講師からの助言を糧にする、研究授業に挑戦するなど、日々研鑽を積まれているかと思います。
そうした手段の一つとして挙げられるのが「教育書から学ぶ」です。

教育書から学んだことを咀嚼しながら自分の授業に落とし込むことができれば、教師としての成長を加速してくれるでしょう。
ただ問題は、書籍から学んだことを自分の実践に落とし込むことのむずかしさです。

こんなふうに感じたことはありませんか?
「年に何冊か読んではいるけれど、それで自分の実践が大きく変わったという実感はないな」
「実際に試してみたけど、あまりうまくいかなかった」
こうしたことはきっと、読書に限ったことではないと思います。

研究発表会などで他校の素晴らしい公開授業を参観した後に、こんな感想を耳にすることはありませんか?
「この実践は、優秀な子どもたちが揃っているからできるんじゃないかな」
「自分の学校とは地域の実態が違いすぎてとても真似できそうにない」
著名な講師の講演などの場合でも、同じような声が聞かれることもあるでしょう。

では、読書も、授業参観も、講演も、みな役に立たないものなのでしょうか。そんなはずはないですよね。それらすべてをひっくるめて「情報」とみなすならば、情報それ自体がどうなのかではなく、情報をどう受け止め実践化するか、「情報の生かし方」の問題なのだと思うのです。

本書は、教育書の読み方を指南する本ではありません。さらに言えば、素晴らしい書籍の内容を紹介するだけの本でもありません。端的に言うと、書評の体裁を借りた実践集です。
読書を通じてどんな閃きを得たのか、それを実践にどう取り入れ、教師としての力量形成を図っていったのか、その過程をつまびらかにする本なのです。
目次
第1章 子ども観をつくる
「安心感の輪」を広げる(遠藤利彦『赤ちゃんの発達とアタッチメント』ひとなる書房、2017年)
教師のふるまいを左右する「子ども観」(嶋野道弘『生活科の子供論』明治図書出版、1996年)
子どもたちの学力差は何によって生まれるのか(苅谷剛彦『大衆教育社会のゆくえ』中央公論新社、1995年)

第2章 学習観・指導観をつくる
授業を見合い語り合うケース・メソッドの金字塔(佐藤学『教師花伝書』小学館、2009年)
十全的参加の価値と道筋(レイヴ&ウェンガー『状況に埋め込まれた学習』産業図書株式会社、1993年)
学習手段の価値を知り、使いこなせる子どもを育む(関西大学初等部『関大初等部式 思考力育成法』さくら社、2012年)
子どもの自発的な行動を引き出す環境デザイン(佐々木正人『アフォーダンス』岩波書店、1994年)
楽しさから発展していく過程を通して子どもは学ぶ(中野重人『生活科のロマン―ルーツ・誕生とその発展』東洋館出版社、1996年)
子どもたち一人一人の学習機会を保障する(小山儀秋、竹内淑子『教科の一人学び『自由進度学習』の考え方・進め方』黎明書房、2019年)
中・長期的な自分自身の「指導観」を見直してみる(原武史『滝山コミューン一九七四』講談社、2010年)

第3章 明日の授業をつくる
本物の達成感が生まれる(土居正博『クラス全員が熱心に取り組む!漢字指導法』明治図書出版、2019年)
教職10年を経て、とらえ直したこと(向山洋一『新版 授業の腕を上げる法則』学芸みらい社、2015年)
用語の意味理解を保障することが、国語授業充実の鍵(白石範孝『国語授業を変える『用語』』文溪堂、2013年)
器械運動が苦手な教師でも充実できる体育授業(三好真史『体育が苦手な教師でも必ずうまくいく マット・鉄棒・跳び箱指導の教科書』学陽書房、2018年)

第4章 単元をつくる
「内容への意識」が欠けると子どもの学びは成立しない(奈須正裕『教師という仕事と授業技術』ぎょうせい、2006年)
二瓶弘行先生の国語実践を自分なりにアレンジできる(谷内卓生『新・読解力向上『自力読み』ベースの国語授業リノベーション』東洋館出版社、2019年)
何を教えるかを明確にすることが学ぶ楽しさを生む(平川譲『体育授業に大切な3つの力』東洋館出版社、2018年)
確かな手応えを感じられる道徳授業の単元化(田沼茂紀『問いで紡ぐ小学校道徳科授業づくり』東洋館出版社、2020年)

第5章 学校を変える
いつの時代も授業力向上は校内研修・研究が鍵を握る(大瀬敏昭、佐藤学『学校を創る―茅ヶ崎市浜之郷小学校の誕生と実践』小学館、2000年)
幼児と児童の双方で、学びのある交流活動にする(秋田喜代美、第一日野グループ『保幼小連携―育ちあうコミュニティづくりの挑戦』ぎょうせい、2013年)
「けテぶれ」自主学習で、教科内容の習熟を目指す(葛原祥太『『けテぶれ』宿題革命!』学陽書房、2019年)
子どもの主体的な活動を生み出す最初の一歩(清水弘美、浅原孝子『特別活動でみんなと創る楽しい学校』小学館、2017年)
著者略歴
松村英治(マツムラエイジ matsumuraeiji)
1988年生まれ。東京大学大学院教育学研究科にて、秋田喜代美先生に師事、修士(教育学)。研究主任、OJT推進担当を経て、特別活動主任とchrome book活用推進担当に就任。校内の授業改善と特別活動の充実に邁進中。国立教育政策研究所「評価規準、評価方法等の工夫改善に関する調査研究(R1小学校生活)」協力者。
タイトルヨミ
カナ:キョウカショノイカシカタ
ローマ字:kyoukashonoikashikata

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髙木まさき/監修 幾田伸司/著・編集 植西浩一/著・編集
石川泰成/著・編集 森良一/著・編集 高橋修一/著・編集
もうすぐ発売(1週間以内)
フォト・パブリッシング:寺本光照 
ふらんす堂:種谷良二 
NHK出版:オカズデザイン NHK出版 

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